道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

梢の烟り

2004年12月26日 | 随想

04240105

木の葉を落として裸木ばかりになった尾根や谷は、ついひと月前の錦繍とうって変わった渋い色調に沈んでいる。

ナラやカエデ、カバ類の純林の、木々の細かい梢がそのまま青空に溶け入るようにけぶって見えるのは、冬の低山ならではの景色だ。淡い褐色の烟りが赤みを帯び始めると、春は近い

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