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民進党代表選があぶり出したのは蓮舫氏のコンプライアンス欠如と党の自浄作用の機能不全だった

2016-09-17 05:18:53 | 政治



2016.9.16 10:55更新
【WEB編集委員のつぶやき】
民進党代表選があぶり出したのは蓮舫氏のコンプライアンス欠如と党の自浄作用の機能不全だった

http://www.sankei.com/politics/news/160916/plt1609160016-n1.html

 唖然とした。民進党代表選で蓮舫氏が圧勝した。つまり選出時点で日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」を持つ党代表が誕生したのだ。この結果分かったのは、蓮舫氏のコンプライアンス(法令順守)欠如と民進党の自浄作用の機能不全だった。
 蓮舫氏の「二重国籍」問題は、「台湾籍は抜いた」などとの説明が二転三転した後、13日になって、父親の出身地である台湾籍が残っていることを明言した。ようやく民進党内にも代表選の有効性を疑問視する声が上がったそうだが、時すでに遅く蓮舫氏の「圧勝」で終わった。
  蓮舫氏は父親が台湾出身で母親は日本人だ。蓮舫氏はテレビ番組で「高校3年、18歳で日本人を選んだ」と説明。産経新聞のインタビューでは「『帰化』では なく、日本国籍の取得だ」とも述べていた。その後、蓮舫氏は台湾籍を除籍した時期を「確認が取れない」として除籍手続きを取った。さらに、「18歳で日本 人を選んだ」との発言を「17歳」と修正、「31年前のことなので少し時間がかかる」と発言を後退させた。
 7日になって、蓮舫氏は産経新聞などのインタビューで、昭和60年1月21日に日本国籍を取得し、台湾籍の放棄を宣言した時点で、日本の国籍法上「日本人になった」と改めて主張していた。そして代表選の2日前になってようやく「二重国籍」を認めた。
 党臨時党大会の決意表明では「蓮舫」の名前の由来を芝居がかって話すばかりで、何がやりたいのかまるで伝わってこなかった。
 ここ で新代表に党内の声の一部を届けたい。「政治生命にかかわる話。想像以上に深刻でショック」(閣僚経験者)。「蓮舫代表の就任直後に衆院解散を打たれたら アウトだ」(党中堅)。さらに総決起集会で、前原誠司氏は「リーダーになる人はうそをついてはいけない。すべてを明らかにしなければ、党の顔になった時に 立っていられない」などなど。
 自民党の二階俊博幹事長は15日、日本商工会議所の会合で、岡田克也代表の前で「岡田さんの党も応援してあ げてください。自民党だけがよければいいというわけではない。有力な野党があってこそ政治はよくなる」と述べ、エールを送った。蓮舫氏の勝利に「これでい つでも衆院解散を打てる」とほくそえんでいるに違いない。
 今回の問題で「多様な価値を認める党」などと頓珍漢なことを言う政党が生き残るのは厳しい。(黒沢通)