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ウォーキングカメラマン

“お歩きさん”をした時に出くわした心に残った風景、光景、人物などを撮る!!

鉄人と武将が復興のシンボルの街を歩く

2015-10-18 02:39:00 | 兵庫県

2015年9月23日(水)

神戸市長田区は、ケミカルシューズの工場が多く、震災で焼け野原になった。神戸出身の漫画家横山光輝の代表作である“鉄人28号”と“三国志”を街の復興のシンボルにしている。

地下鉄新長田駅の壁面に描かれている鉄人28号。“鉄人28号“はまだ、白黒だった頃、テレビで放映されていて好きだった。

 

 商店街アーチの鉄人28号。なぜ28号なのかな。映画化された「博士の愛した数式」でも28は美しい数ということで、阪神の28番江夏を取り上げていたが、横山光輝はそれ以前に28の完全数のことを知っていたのか?

 鉄人28号の街灯。

 危ない!!子供が・・・

 新長田駅の近くの公園の、巨大な鉄人28号のモニュメント。

 アーケード街も鉄人28号のフラグで盛り上げている。震災時、長田は大火災発生してほとんど焼け野原のような映像を見たが、そんなことがあったとは感じられない。

 まさに鉄人の街。20年の間に見事に復興している。

 もうひとつの復興のシンボルは、 横山光輝の長編漫画である“三国志“。

 

 横山光輝のタッチとは違う劇画的にビルの壁に描かれている孔明。

 商店街のスーパーの前にある孔明像。これは横山光輝の孔明かな。

 

 

 

 


日本最古の温泉街を歩く

2015-10-16 20:40:07 | 兵庫県

2015年9月23日(水)

有馬温泉(兵庫県神戸市)は、631年に舒明天皇が訪れたと日本書紀に記されている日本最古の温泉であり、戦国時代には秀吉に愛された温泉であり、秀吉に関連した名がついたものを良く見かけた。

太閤橋。この橋の手前には寧々の像があり、橋を渡り少し歩いたところには秀吉像がある。

有馬温泉の炭酸泉を利用して炭酸センベイが名物となっていて炭酸センベイを製造する店がたくさんある。

老舗の炭酸センベイ店。

 お土産屋にもいろいろな店の炭酸センベイが置いてあった。

 公衆浴場“金の湯”の前にある足湯。この足湯も秀吉にちなみ“太閤の足湯”と名付けられている。近くには温泉水を飲める“太閤の飲泉場”がある。

 昔からの温泉街“湯本坂”

 温泉街には古くなった寺院の鬼瓦が魔除けとして配置されている。

 道端にある意味不明ボードが数か所あった。ボードを見た人は“キモイ”とか“へんな”とか大抵の人がなんかの感想を口走っていた。

 

 


異国情緒漂う港町の山間部の宿場を歩く

2015-10-08 01:00:24 | 兵庫県

2015年9月23日(水)

 神戸市北区淡河は、神戸市北西の山間部に位置し、秀吉が整備した湯山街道沿いの宿場町。田園風景が広がり、小さな集落には茅葺き屋根の家屋があるなど、異国情緒漂う港町神戸の雰囲気を全く感じさせないところ。

淡河のメインストリート。信号もないし、交通量も少ないので車はビュンビュン飛ばしている。

バス時刻表を見たが、枠ばかりでスカスカ。朝夕に各1便があるだけだったと思う。

 本陣跡地の碑。湯山とは、有馬温泉のことであり、秀吉が三木城を攻めた時に、三田~有馬までだったが、三木まで延長し、淡河を宿場町として整備した。

淡河の街並。異国情緒は全く感じない純和風の家ばっかり。それもでかい家が多い。

 集落内に藁葺き屋根の家屋がある。

 

田園風景の中に藁屋根。のどかである。

 畦道に咲いている彼岸花。

 山の上には小さな城跡がある。秀吉によって落城させられた。

 


白くなった城がある街を歩く

2015-10-05 00:53:14 | 兵庫県

2015年9月22日(火)

 姫路城は官兵衛が秀吉に譲った城で、国宝であり世界遺産に登録されている。今年3月、5年以上にもわたる平成の大修理が完了して、白くなった姫路城を見ようと姫路を訪れた。

JR姫路駅前。姫路には何回か来たことあるが、姫路城の修理工事期間中に駅前まで修理されたようで、知っている姫路駅の面影が全くなく垢抜けた駅前になった。

姫路駅から正面に姫路城が見える風景は変わりがない。新幹線からも見えるが修理期間中城を見ることができなかった。

姫路駅から姫路城まで通じる大手前通り。 平成の大修理は、昭和の大修理より50年ぶりであり、次回は50年後。屋根が白く見えるのは、瓦の継ぎ目に白漆喰を塗っているからであるが、だんだん黒くなってしまいには今までの姫路城と同じ色になる。

大手前通り。

 

大手前通りと並行している商店街も、リニューアルされた。シルバーウィークだったので人も多く活気があった。

 姫路城の堀。 今回、シルバーウィークで天守閣は大混雑し、相当な待ち時間も発生していたので、天守閣には入らなかった。

 姫路城の堀に通じている川。今まで、姫路城は何回か訪れたことがあるが、今回は姫路城のまわりや城下を歩いて、そのデカさを体感してみた。

 姫路城の堀まで400m程度あるところを国道2号線が通っているが、そこにも石垣がある。姫路城の石垣だろうか?

姫路城の城下には少し、古い街並みが残っていた。

西国街道(旧山陽道)にある重厚なうだつの家。

 

 


本陣がたくさんあったのどかな漁村を歩く

2015-10-04 16:25:06 | 兵庫県

2015年9月22日(火)

 室津(兵庫県たつの市御津町)は、西国大名が参勤交代の際に海路で上陸し、ここから陸路で江戸に向ったため、宿場町として栄え、多くの藩の本陣が置かれた。

街に入る時、瀬戸内海の家島諸島が展望できる。養殖の牡蠣イカダもたくさん浮かんでいる。

 室津港。土日には新鮮な魚が漁協で安く買える市を行っている。土、日ではないので漁協で市はなかったが、道の駅でも獲れたての魚が激安で売っていた。

街に入ると狭い路地ばっかりになる。 看板には、昭和のなつかしさを感じられる。

 

 繁栄したことが窺える古い屋敷が残る。

 

 

 参勤交代制度がなくなり、街は衰退したが、本陣が6軒もあった。本陣はひとつの宿場にひとつが原則だったので全国的にも珍しいことだそうな。

 出漁する船。朝、道の駅で売っていた魚は、カサゴ、穴子、タコ、シャコなどだった。