「鉄塔武蔵野線」という、ちょい昔に流行った、ちょいイカした小説がある。これを読んだとき子供が考えることは誰でも一緒だなぁと思ったものだった。
「オレたちは鉄塔を辿っていけば、絶対に秘密の原子力発電所まで行けるんだ」と鉄塔をたどっていく少年の夏の日の話である。これを読めば、男の子なら誰でも懐かしく感傷的になり、そして共感できるはずである。
都会育ちのイカスモンは高圧線の鉄塔がなかったので追いかけはしなかったが、夏休みに一日でどこまで自転車で行けるかとチャレンジし夜中に帰宅し、ひどく起こられたことはあった。
この小説の影響ではないが電波塔のように鉄塔も大好きである。被写体にもイカしている。大人になって鉄塔を追いかけるのも悪くないと思い撮った一枚である。
CaplioR4の150mm近辺(たぶん)で撮影。
GR BLOGのTBのカテゴリーだとピタッとくるのがないので「モノ」に入れておきます。「街」でも「自然」でもないし。王子せめて「建築」とかもあってもいいかも、、