長野まゆみ「兄と弟、あるいは書物と燃える石」大和書房
兄と弟がいました、と始まって、でも、それは実は一人の人間で、となって、
ほおほおと思っていると、兄の妻が「夫の死の原因を探る」と奔走しはじめます。
その間、弟が彼女から娘を預かってある人物の家へ行く、というところで、
「その人物は実在しないことを書いておこう」なんて作者に言われて、
ええっ?となって、
あれっ、これって作者が書いてるのか作中人物が書いてるんだっけ?となって、
兄の妻という女性の謎解きがあって、
ああ、やっとわけがわかったと思っていると、
最後の1行で、またええっ?となるの。
謎に満ちた物語と帯に書いてあるけど、満ち過ぎ!
中に出てくる物語、お話が、一つ一つ、存在感があっておもしろいので、
ますますこんがらかる。
兄と弟がいました、と始まって、でも、それは実は一人の人間で、となって、
ほおほおと思っていると、兄の妻が「夫の死の原因を探る」と奔走しはじめます。
その間、弟が彼女から娘を預かってある人物の家へ行く、というところで、
「その人物は実在しないことを書いておこう」なんて作者に言われて、
ええっ?となって、
あれっ、これって作者が書いてるのか作中人物が書いてるんだっけ?となって、
兄の妻という女性の謎解きがあって、
ああ、やっとわけがわかったと思っていると、
最後の1行で、またええっ?となるの。
謎に満ちた物語と帯に書いてあるけど、満ち過ぎ!
中に出てくる物語、お話が、一つ一つ、存在感があっておもしろいので、
ますますこんがらかる。