アラン・ブラッドリー「不思議なキジのサンドウィッチ」創元推理文庫
少女探偵フレーヴィア・シリーズの第6弾なのですが、
これまでとは違う段階に入ってた。
これまでは、近所(というのもおかしいけど)で起きた殺人事件を、
化学大好きなひねくれた旧家の娘が解決する、
ちょっと毛色の変わった名探偵ものだったけど、
今回で彼女の亡くなったお母さんがなぜ亡くなったのか、
彼女の家、彼女自身のポジション、
お父さんとすばらしい下男(と言っていいのかわからないけど)のこと、
全部が、ポツポツと別々に置かれた点ではなかったことがわかる。
日本人の読者にとってショックな設定が出てくる。
戦争と日本軍のこと。
ブラッドリーは6冊のシリーズで考えていたそうだが、
新しい段階に入ったこの後、4冊書いて、10冊シリーズにする予定だそうだ。
いま70代半ば?
お元気でがんばっていただきたい。
裏表紙のあらすじのところに、
「大団円の第6弾」と書いてあるんだけど、どこが大団円なの、って感じ。
少女探偵フレーヴィア・シリーズの第6弾なのですが、
これまでとは違う段階に入ってた。
これまでは、近所(というのもおかしいけど)で起きた殺人事件を、
化学大好きなひねくれた旧家の娘が解決する、
ちょっと毛色の変わった名探偵ものだったけど、
今回で彼女の亡くなったお母さんがなぜ亡くなったのか、
彼女の家、彼女自身のポジション、
お父さんとすばらしい下男(と言っていいのかわからないけど)のこと、
全部が、ポツポツと別々に置かれた点ではなかったことがわかる。
日本人の読者にとってショックな設定が出てくる。
戦争と日本軍のこと。
ブラッドリーは6冊のシリーズで考えていたそうだが、
新しい段階に入ったこの後、4冊書いて、10冊シリーズにする予定だそうだ。
いま70代半ば?
お元気でがんばっていただきたい。
裏表紙のあらすじのところに、
「大団円の第6弾」と書いてあるんだけど、どこが大団円なの、って感じ。