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「7.2新しい別の窓」(2019.7.7)5 役者トーク続き

2019-07-15 18:36:11 | 慎吾
「7.2新しい別の窓」(2019.7.7)5 役者トーク続き

撮影のスケジュールの時間表を見るか見ないかという話で、
終わる時間や香盤表などは全然気にしないというつよぽんに、
ゴロ「見まくるよ、僕。予定より5分でも早く終わると、やった!と思う」
慎吾「僕は見ない。イライラしようが、時間を気にしようが、この日やることをやらなければ終わらないんだ、と思ってるから」
「新選組!」の現場に貼ってあった張り紙を思い出しますね、「二時間押したら切腹」と書いた副長の紙をめくると「何時間押してもいいよ」と局長の言葉が書いてあったという。
ゴロ「スタッフが嘘の香盤表作ってくることあるでしょ。このシーン2時間と書いてあるけど、60カットだから4時間はかかるだろうって予測して、それが当たると、ホラ、4時間だろう!って」勝ち誇ってみせるゴローちゃん。
アマノ「ギョーカイ長いな!カット数で予測する!」
音尾「僕もめちゃめちゃ気にしますよ」
慎吾「音尾さん、時間気にしてるのに、あんなユーチューブ見せます?すごい、セクシーじゃないですかァ?って見せてくる」
満島「僕は、その香盤表を作ってた側なんですよ。だから、さっき稲垣さんが言ってた、嘘の香盤表っていうのも、わかるんです。地方ロケとかで場所をお借りしてる場合、そこの近所の方にも一応、何時には終わりますと言わなきゃいけないし。このスケジューラーの人、うまいなというのもわかる」なるほど!
慎吾「役者同士で、ここは早くいけそうですねとヒソヒソ話すことは多いですよね。でも、実際にリハやってみて、こりゃだめだ、かかりそうだとなったりもするけど」
(音尾さんがウンウンうなずいてる)
水野「家族のカタチのときに香取くんが、前室に引っ込まずにずーっとカメラの前に仁王立ちになってたのって、スタッフに、ここ行けるだろ?っていうことだったの?」
慎吾「正解です!ここ行けるでしょう?行きましょう?って」圧をかけてたのか!?
(慎吾・水野の間で下がり眉で笑ってる音尾さん!)
満島「スタッフにとっても、役者さんがカメラの前にずっといてくれると、早くやろうって気合い入るんですよ」

寒い時期に雨降らせてコンクリートの上で倒れてるの、大変だった!という話から、
音尾「寒いの、イヤ」
北海道生まれなのに?
音尾「北海道生まれの人は寒いの弱い」意味が分からない。
過酷な撮影の役者あるある話があれこれ出て、
慎吾「自分がやってないときでも、この時期だと連ドラの撮影が大変だろうなぁと想像する」
まだ暑い時期に冬のスタイルとか、その逆とか。

満島くんは、役者が演技の技術を教わるということが理解できず、「表現は内からだろ」と思っていた。(よくいるタイプだ)ワークショップに出て、体の使い方をやったりして、それが実はオーディションで、その後オファーが来て、いきなり初舞台が決まってしまった。
ジャン・コクトーの「おそるべき親たち」5人しか出てない舞台で、佐藤オリエ・中嶋しゅう・麻実れい・中嶋朋子の中に入れられて、近親相姦テーマで母親の麻実れいと毎回キスしなきゃいけないし、恋人役の中嶋朋子にはほんとうに恋してしまうし、毎日泣いていて、途中で耳から血が出るやら、もう何だかわからない、自分がどうなってるんだかわからない、それでも舞台はできたらしい。

つよぽんは忘れられない撮影というと、「嘘の戦争」の最終回で崖から後ろ向きに落ちるシーン、
つよ「僕けっこう動けるんですよ、だからできますよって言っちゃって。3mぐらいの高さだと思ったら、当日見たら、5mぐらいあるの!スタントの人が、草彅さん見ててくださいって言ってやったんだけど、その人はちゃんと受け身取ってヨシッと気合い入れてから落ちてるわけ!でも、こっちは死んでいく感じでズーンと落ちていくから、受け身取れないし!」
と説明しながら、ボヨーンと座ったまま後ろにひっくり返るつよぽん、両足突き上げて「受け身ないの!受け身ないの!」とわあわあ言ってる!
慎吾「オイ、飲んでんじゃないか?」飲んでるのは自分でしょ。ずっとビール飲んでる。
みんなゲラゲラ大笑いしてる、音尾さんのおかしそうな顔!
満島「こういう草彅さんを見ると、勇気出ますよね!」
慎吾「また!だめだよ!」

慎吾くんの忘れられないシーンは、田中邦衛さんと、ホテルの部屋で二人きりで缶ビールを開けて乾杯して飲む芝居。
「合言葉は勇気」ですね。
慎吾「僕はプシュと開けて、乾杯!とやろうとしたけど、邦衛さんが開けられなくて。バカヤロー、これが開かねえんだよォォ(モノマネになってる)って、何度もNG出て、最後はエイってやって手で隠して、開いてないのに、乾杯って飲むマネした!僕が噴き出しちゃって、それでもセリフを言い続けるから、勘弁してください、ちょっと待ってください、開いてないじゃないですか!って言って。開かねえんだよ、これーって(上手なモノマネしてる)」
みんな大爆笑してる、音尾さんも。
新宿歌舞伎町のど真ん中のロケで、ちょっと飯食ってくると言う邦衛さんに、スタッフが顔を隠すようにと渡したキャップ帽を、邦衛さんは人混みの中で後ろ向きにかぶって(顔が丸出し)歩き出した話もして、
慎吾「邦衛さん、最高です!」
ゴロ「開いてないじゃないですか!って言える間柄だったんだね」
慎吾「そう、ほんとによくしてもらったから」
かわいがられたんだねえ。その慎吾くんが大河ドラマの主役になって、父役をできたのはうれしかっただろうね。

エンディングは、2日後の7月9日がお誕生日のつよぽんに、バースデイケーキ登場!スタジオなので火が使えませんと、ろうそくに火がついてない。
慎吾「皆さん、俳優さんなので、火をつける演技からお願いします」
満島「では、ヨーイ!スタート!」カチンコ演技。
火がついたのを消す演技をやって、慎吾くんが「はい、いったんコマーシャルです」とタモさんマネもやって、流しそうめんセットのプレゼント(スタッフからつよぽんへ)をもらって、わいわいと終わりました。
最後は慎吾くんが部屋の電気を消して、バイバーイ!(おやすみ日本ふう)

(終了)
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