よむよま

よむ・よまない、それから。

「直虎」第16回

2017-04-27 22:32:35 | 見る
「おんな城主 直虎」第16回

方久(ムロツヨシ)が、当時日本に入ってきたばかりの綿の栽培を直虎に勧めた。
直虎は瀬戸村に頼んだが、人手が足りない。
目付の家をまわって、百姓を貸してくれと頼むが、どこもお断り。
耕した土地は耕した者の所有になり、3年間年貢なしと好条件だが、
それは百姓にはプラスだが、領主には何も得にならないから。
説得に歩き回っても無駄足だった直虎と家老たち。
政次に相談しては?と言われても、直虎はずぇったいいやだ!と拒否するばかり。

何かやってるなと見た政次は事情を知って、方久の茶屋にいる直虎と直之たちのところへひそかに急行。
「領主に頼んでも、彼らにとってのうまみがないのだから、無駄。
百姓たちに直接、話が届けば、井伊へやってくる者たちが出てくるでしょう。
噂を流せばいい」とアドバイス。
噂か!なるほど!
直之(矢本悠馬)はさっそく大声で、
「井伊へ行けば耕した土地が自分のものになり、3年間年貢なしだ!」
と群衆に聞こえるように語り出す。
方久も直虎も協力して、鼓を打たせて、それに合わせて歌いまくった。
つまりラップで宣伝ですね。

それを横目で見届けて去っていく政次。
そんなに好きなの、直虎が。報われないのう。

政次が、家老の奥山に、
「毎日お出かけって、殿は一体どこに行ったのだ?」と詰め寄るシーンがおかしかった。
高橋一生が不自然なほどキューンと首をかしげて、奥山(田中美央)を見詰めながら、
じわりじわりと近寄ってくる。
奥山が廊下を掃除していた濡れ雑巾を取り上げ、
わざとらしくぺたぺたと顔の汗を拭いてやってから奥山の頭に雑巾を乗っけた。
それで恐ろしくて、どこに行っているか白状してしまったのですね。
一生くんがますます吹越満さん(亡き父上)にそっくりになってるのも、役づくりなの?

この大河は随所にコミカルな場面があるのですが、
特に何事もなく受け入れられている様子。
あれでよいなら、「新選組!」のちょっとした笑いの要素など、何ほどのものでもない。
あのときはあれこれ批判されたのに。ちっ(舌打ち)
コメント
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