喜劇映画

本日公開「こち亀　THE MOVIE」の宣伝のために、昨日は一日じゅう、
いろんな番組に顔が出てた香取慎吾。
「僕らの音楽」では山田洋次監督と対談していた。
木村拓哉の「武士の一分」の撮影中に初対面の挨拶したことがあるそうだ。
そのとき慎吾くんは同じ砧の撮影所で「西遊記」を撮っていて、
悟空の扮装のまま会ったので、いきなりウキィーッとやったらしい。
あれまぁ。

なぜ山田洋次なのだろうと思ったが、寅さんということでの対談だったのね。
こち亀の両さんを、寅さん亡きいま、新たな下町のヒーローに。って感じなのかな。

監督は「ヒットさせようと思って撮ってもだめなんだよ、
ただ一生懸命やることだよね」と言ってた。
渥美清があるとき、寅さんと呼ばれ、寅さんとして見られている自分を自覚して、
うかつにやってちゃいけない、寅さんのイメージを壊してはいけないと言ったという話も。
慎吾くんは「自分も両さんとして生きなきゃ」なんて軽く言ってたけど、
それは軽くないよ、慎吾くん。

山田監督は７９歳、あと何本撮れるか、やりたい企画はいろいろあるそうで、
基本的に自分がやりたいのは喜劇、
夢は、観客が腹をかかえて笑うような、足をじたばたさせて笑うような、
そんな喜劇映画が撮りたいと。
それを聞いた慎吾くんが「ドタバタですね」と言うと、
「ドタバタとは限らないよ」とさらりと否定されちゃいました。
その爆笑喜劇、配役してください、お役に立つと思います。

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