月曜日の朝、出勤前にコンビニに寄る。駐車場に車を止めると、お店の前に止まっていた小さな白い軽乗用車から、これからどこかへ遊びに行くのか、華やかな服を着た女性二人がすごく楽しそうに話しながらコンビニに入っていった。開いた自動ドアの向こうにはレジの前には、エクザイル風のガテン系のお兄さんが幾人か並んでいて、レジの前に立つお兄さんは、たばこの番数を言って、再度「あれ」と言って指をさしていた。
店内は、先ほどの女性、これから出勤するであろうスーツや作業服を着た男女、サッカーのユニホームを纏った少年、その保護者、白髪のお祖父さんなどでにぎわっている。
僕は、いつものように、コミック、雑誌の陳列してある方向に歩き出すと、すでに男性3人が立ち読みをしていて、目標物がブロックされている状態であった。仕方なく、彼らの後の間から手を伸ばし、「週刊少年ジャンプ」を手に取った。久保帯人さんの「ブリーチ」を読むためである。
いいおじさんがと思う人も多かろう。僕自身も40歳まで、毎週少年ジャンプの立ち読みする習慣などなかった。しかし、あることをきっかけにはまってしまい、月曜日の朝のルーティンとなってしまったのだった。
誰も開いていない少年ジャンプを丁寧に浅く開き「ブリーチ」だけを読む。
これまでに、突拍子なストーリー展開や、くじけそうになるほどがっかりする展開に何度かくじけそうになったが、ついに、最終話にたどり着いた。
最終話の事は敢えて何も言うまい。ただ、「ああ、本当に久保さんらしい」と、思った。
しかし、これだけは言っておきたい。どうやら実写化するらしいが、それは、本当に止めてほしい。
ブリーチで、最も盛り上がる「卍解」シーンは、久保さんのペンのセンスによって、完成されていて、アニメから入った僕は、後から原作を読んで、アニメ制作者さんはこの表現でかなり苦労したんだろうなと感じた。
しかし、実写化となると、CGをどんなに駆使しても、とってつけた感じになりそうで嫌なのである。(実写るろうに剣心は、少年漫画的要素を排除したオリジナルアニメ作品をベースにしたから実写化であそこまで出来たと思う)
心地よい読後感を残しつつ、このルーティンも今日で終わりだと安堵し、表紙を折り曲げぬよう陳列棚にそっと戻す。よく冷えたビールやジュースが陳列してある外周を横に観ながら、いつもの紙パック入りジュースを手に取りレジへ向かう。立ち読みしている間に幾分か人も減りはしたが、2つのレジにはまだ人が並んでいた。お握りやお弁当が陳列してあるそばのレジに並ぶと、入口近くのレジが開き、店員さんがこちらへどうぞと声をかけてくれた。二番目だった僕はレジを移動しジュースを置と、店員さんとはもう顔なじみであったので、お金を払うと、「このままでいい?」(袋はいらない?という意味である)「うん、いいよ。ありがとう」と、親近感のある会話のやり取りをして、お釣りの端数は募金箱へいれた。すると「いつもありがとうございます」と店員さん。このやり取りが、意外にほっこりするのである。
コンビニを出ると真夏の日差しが照り付けて身体が溶けてゆきそうになる。ふと、たばこ匂いがした。横を見ると外に設置してある灰皿の前で、作業服を着た男性が空を見上げながら煙草をふかしていた。
店内は、先ほどの女性、これから出勤するであろうスーツや作業服を着た男女、サッカーのユニホームを纏った少年、その保護者、白髪のお祖父さんなどでにぎわっている。
僕は、いつものように、コミック、雑誌の陳列してある方向に歩き出すと、すでに男性3人が立ち読みをしていて、目標物がブロックされている状態であった。仕方なく、彼らの後の間から手を伸ばし、「週刊少年ジャンプ」を手に取った。久保帯人さんの「ブリーチ」を読むためである。
いいおじさんがと思う人も多かろう。僕自身も40歳まで、毎週少年ジャンプの立ち読みする習慣などなかった。しかし、あることをきっかけにはまってしまい、月曜日の朝のルーティンとなってしまったのだった。
誰も開いていない少年ジャンプを丁寧に浅く開き「ブリーチ」だけを読む。
これまでに、突拍子なストーリー展開や、くじけそうになるほどがっかりする展開に何度かくじけそうになったが、ついに、最終話にたどり着いた。
最終話の事は敢えて何も言うまい。ただ、「ああ、本当に久保さんらしい」と、思った。
しかし、これだけは言っておきたい。どうやら実写化するらしいが、それは、本当に止めてほしい。
ブリーチで、最も盛り上がる「卍解」シーンは、久保さんのペンのセンスによって、完成されていて、アニメから入った僕は、後から原作を読んで、アニメ制作者さんはこの表現でかなり苦労したんだろうなと感じた。
しかし、実写化となると、CGをどんなに駆使しても、とってつけた感じになりそうで嫌なのである。(実写るろうに剣心は、少年漫画的要素を排除したオリジナルアニメ作品をベースにしたから実写化であそこまで出来たと思う)
心地よい読後感を残しつつ、このルーティンも今日で終わりだと安堵し、表紙を折り曲げぬよう陳列棚にそっと戻す。よく冷えたビールやジュースが陳列してある外周を横に観ながら、いつもの紙パック入りジュースを手に取りレジへ向かう。立ち読みしている間に幾分か人も減りはしたが、2つのレジにはまだ人が並んでいた。お握りやお弁当が陳列してあるそばのレジに並ぶと、入口近くのレジが開き、店員さんがこちらへどうぞと声をかけてくれた。二番目だった僕はレジを移動しジュースを置と、店員さんとはもう顔なじみであったので、お金を払うと、「このままでいい?」(袋はいらない?という意味である)「うん、いいよ。ありがとう」と、親近感のある会話のやり取りをして、お釣りの端数は募金箱へいれた。すると「いつもありがとうございます」と店員さん。このやり取りが、意外にほっこりするのである。
コンビニを出ると真夏の日差しが照り付けて身体が溶けてゆきそうになる。ふと、たばこ匂いがした。横を見ると外に設置してある灰皿の前で、作業服を着た男性が空を見上げながら煙草をふかしていた。
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