硝子戸の外へ。

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真実は分らないが。

2024-03-26 08:56:50 | 日記
モスクワ郊外にあるコンサートホールでテロが起こった。
襲撃した4人はすでに逮捕され取り調べを受けたようである。

アメリカ政府は、犯行は「イスラム国」によるものとしてみているが、ロシア政府はウクライナが関与していると述べ、ウクライナはそれを否定している。

イスラム国がロシアを狙った理由は「多くのキリスト教徒を殺傷すること」であるらしいが、何故、ロシアなのだろうという疑問が残る。

その理由の一つとして、シリアの内戦で、ロシアが支援している政府軍に抵抗し続けている反政府軍側に「イスラム国」がいるという図式がある。
だから、テロ攻撃の標的としてロシアという理由も分からないでもないが、キリスト教圏ならほかの国でもよいのではと思う。

本当にイスラムの国を樹立することが活動の主たる目的とするなら、また、活動の動機が歴史観や宗教の起源を理由にするものであるとするなら、一時的にでもハマスと手を組みエルサレム奪還を目指すべきなのではとも思う。

でもそれはしないようである。何故なのだろうか。

もしかしたら、この事象を俯瞰しているプレイヤーは、国の樹立や戦争や紛争、それ自体には意味がないと考えているのかもしれない。

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