硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

セクシー田中さん。

2024-01-31 22:05:34 | 日記
芦原妃名子さんの訃報を新聞で知る。

ドラマの最終話がぎごちなかったのでどうしたのだろうと思っていたら、翌日その事がネットニュースになっていた。
その記事は心に留まっていたので、見出しを見た瞬間、胸が痛んだ。

漫画が実写になるとき、必ずといっていいほどに起こる違和感。携わる人が多ければ多いほど原作とかけ離れてゆく。

「セクシー田中さん」もそうだった。

僕は、木南さんの熱演もあって、ドラマは違う世界線の物語として楽しんで観ていた。

原作者としては、原作者の意図を汲んでくれない進め方は納得のいかないことだったことは想像に難しくない。
でも、彼女を精神的に追い詰めた理由は、他にあるのではないかと思う。

SNSは人と人とを結ぶ距離を短くしたが、人を容易に傷つけられることも可能にした。

作品を見る側も作る側も、こういう悲劇が二度と起こらないよう、よく考えなければならないと思う。



コメントを投稿