硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

転換期。

2023-04-16 21:46:41 | 日記
昨日仕事から帰ると妻が「岸田首相が襲われそうになったんだって」と言った。
余りにも唐突だったので、上手く理解できず軽く受け止めたが、ニュースを観てようやく理解した。
でも、不思議と何も感じなかった。

それは、選挙権があるのに投票しない人達と同じように、政治に対して無関心になりつつあるからなのかもしれないが、もやもやした気持ちは確かにあるので、この場を借りて、このもやもやを整理しておきたいと思う。

容疑者の動機はまだ不明であるが、それ以前に、日本は法治国家であるから罪は罪であり、罪を犯した以上罪は償わなければならない事は確かである。

また、安部さんの事件が起こったことによって、模倣しようとした事も確かであるし、容疑者にリスクを背負ってまで罪を犯す動機を与えてしまった事も確かである。
そう考えると、このような事件の再発を防ぐためにはセキュリティーを高める事も必要であるが、動機を与えてしまう側は、自身の言動に一層の責任をもたなければならないと思う。

政教は分離すべきであるし、増税ではなく減税すべきであると思うが、事象が真逆の方向へ進んでいるのは、政府を動かしている人々が、この先も内需拡大しない日本国が生き残ってゆくためには、民主主義よりも社会主義の方がよいであろうと、思想転換するべく舵を切った予兆といえなくもない。

また、人口の比率から、18歳から40歳の人達が票を投じたとしても50歳から80歳の人達が投じる票には敵わないという現実がある以上、この先もゆるぎなく緩やかに社会主義化が進んでゆくのかもしれない。


果たして、それが本当に未来の日本国の為なのかは不透明であるが、歴史の中で時代と共に天下人が変わってきたように、また、大きな犠牲を払いながら流転し続けようとするのは、人類の営みとしては、必然の事象なのかもしれない。




コメントを投稿