硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

少女たちは何をみたのか。

2013-06-20 08:16:46 | 日記
昨晩ニュースをぼんやり見ていたら、あるニュースに身体がざわついた。「集団パニック?」というものである。

少女たちは体調不良を訴え過呼吸を起こし、救急搬送されたという。

心療内科のドクターがその現象について心理学的アプローチで現象の仮説を説明していたが、大変違和感が残った。

あくまで仮説であるので、言葉に信憑性が無いのは仕方がない事である。

したがって「原因は不明」である。

僕がこのニュースを見て直感的に感じたのは「怪異」である。

多感な時期の女子高生が観たもの。最初の人物が気づいたもの。それは、すべての人が観れるものでなく一定のチャンネルをもつものが体感できる現象であるらしい。

また、そのような感性は歳を重ねるごとに緩やかに感度が落ちてゆくという。


今回のような出来事は原因不明で片づけられる事が多いように思う。それは原因不明で支障が無いからである。

しかし、これを学校内のリスクの一つと考え再発防止に役立てようとするならば、どうしてそうなったのか知っておかなければならないと思う。

もし赦されるならば、最初の目撃者から丁寧に聞き取りをすることが真実に迫る唯一の手段であろうと思うけれど、不可能なのではと考える。なぜならば、人は恐怖を感じた現象には口を固く閉ざすからである。

他の生徒に連鎖したのは、最初の目撃者が拡声器の役目を果たし受信できるものがそれに共鳴したのであろうと考える。

また、共鳴した彼女たちは、感覚的に体感したので「何を観た」のか分からない人が多いのではないかと思う。

私達の世界は依然として知らない事で満ち溢れている。それは不意に平凡な日常に訪れるのである。

彼女たちが元気に日常に戻る事を願うばかりである。





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