硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

胸が詰まる思い。

2022-04-13 17:24:18 | 日記
今朝の新聞記事を読んで、胸が押しつぶされそうになった。

第36海兵旅団の幹部の人がフェイスブックに残した言葉である。

「もう弾薬は残っていない。明日からは素手での戦い。死ぬか捕虜になるか」
「地雷や砲弾などの戦闘物資が補給されたのは一回だけ」
「我々が街を47日間守り続けてきた」
「水たまりから水分を補給するほど」
「親愛なるウクライナ国民は、旅団の事をよい記憶と共に思い出してほしい。兵士たちは可能なことも不可能なことも成し遂げたのだから」

突然の侵略によって防衛せざるを得ない状態に放り込まれ、地勢的に盾にならなければならない人々の覚悟を想像すると胸が詰まる。
全方位的に攻撃を受けた国の中でも、トロッコ問題は発生していて、そのために多くの人命が犠牲にならなければならない理不尽さを、それが戦争だからでまとめてしまわなければならないとは、なんと理不尽な事だろうか。

主よ。どうか、試みにあわせず悪より救い出し給え。