南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 あの日から5日間、ずっと気になっていた。
 ずっと願っていた。ずっと信じていた。
 きっとまたあの明るい笑顔を見れると。

 今日の昼、職場で弁当を食べながらパソコンでニュースサイトを覗いた時、そのタイトルが目に入った。

 「巨人・木村拓也コーチ逝去」

 ……。
 見たくなかったタイトル。
 仕事中にもかかわらず、眼から涙が溢れてきた…。ポロポロこぼれてきた…。

 享年37歳。自分とあまり変わらない。
 若すぎる。

 いま自分がそうなったら…。
 妻は、両親は、どう思うだろう…。

 きっと木村コーチもいま同じ思いをしているのだろう。
 奥さんと3人の子供を残して、まさかこんな形で去るなんて…。
 その無念さを…、心残りを思うと、涙が溢れてくる。


 球界から、ファンから、惜しむ声が途絶えない。
 なんでこのような人を突然召されるのか…。
 神様も意地悪ですね…。

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