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昨夜の日曜洋画劇場、ニコラス・ケイジ主演の映画「ノウイング」。
本当は観るつもりはなかったんだけど、たまたまチャンネルを回していたら、ついついだらだらと観てしまった。
内容について多くは触れないが、最後はとても悲しい展開だったな…。
何か、見終わってもスッキリとしない、とても消化不良な感じ。
前半はホラー系かなと思ったが、世界終末系なんだね。
しかも宗教性が非常に強く、聖書の影響がありありと見える。
結果から言えば「現代版ノアの方舟」といってよいのだろうか。選ばれたごく一部の人や動物のみが助かり、あとは地球上すべての人類そして生き物が全滅する。
予言に気づいた主人公(ニコラス・ケイジ)が何とかそれを防ごうと孤軍奮闘するが、もうどうにもできない定められた運命だということなのか。
もし、太陽が寿命を迎える頃、あと45億年(?)後まで地球に人類が栄えていたら、こんな風に終わりを迎えるのかなという気がする。
まあ、間違いなくそれより前に人類は滅亡してると思うけどね。この地球を破壊しているのは間違いなく人類だしね。
でも、地球自身が何とか地球上から人類を排除しようと、エイズやSARSなど次々と新しい病気を発生させ、一生懸命自浄作用を起こそうとしているのに、人類はそれを医療や科学技術で克服していくからね。
地球からすれば、残念だろうね。
ちょっと気になったのは、街が火炎の波に飲み込まれていくシーンが、なんとなく3.11を髣髴とさせるところ。阪神・淡路大震災の映像も挿入されてるしね。
うーん、この映画、日本の地上波で上映するのは時期尚早ではなかろうか???
こんなこと思うのは私だけかな?
ところでずっと気になってたんですけど、「日曜洋画劇場」とかいいながら邦画もたくさんやるよね。
タイトルが中身を表してませんけど???
えへ…。
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