南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 今日の未明の1時前、2018年と2022年のサッカーワールドカップの開催地が決まった。
 2018年はロシア、2022年はカタール。2022年に立候補していた日本は選から漏れた。
 どちらの国も初開催なので、誰もが納得できる順当なところではないだろうか。

 しかし日本は、2002年に開催したばかりなのに、なぜ立候補したのだろうか? 誰がどう考えても、自分が日本人だからという贔屓目で見ても、とても選ばれるとは思えないのに…。
 確かに今年の2010年ワールドカップは、岡田ジャパンの予想外の活躍に盛り上がった。しかし、目標のベスト4なんて夢のまた夢、結局は決勝トーナメントは無得点で0勝のままだ。

 それ以前に、Jリーグの方は明らかに冬が到来している。世代交代などという美辞麗句を並べて、功労者をどんどん解雇に追いやっているチームも出てきている。
 J1が18チーム、J2は来年1増えて20チームと、こんな狭い国なのに38チームと数が多すぎる。チームが多ければ、1チーム当たりのサポーターも減るはずだ。誰でも分かる単純計算。そりゃ経営が成り立たないチームが出てくるのも当然だろう。

 私が思うに、2002年の開催ですら背伸びし過ぎていたと思っているのに…。
 まずは国民がJリーグを応援するような環境を作らなければ、今後も日本開催なんてあり得ないだろう。国民の大部分は日本で開催して欲しいなどと思ってないだろう。無駄なサッカー場をたくさん作らないといけなくなり、その建設費と維持費にお金を掛けるなんてバカみたいだ。

 東京がオリンピック招致を目指しているが、これも意味不明。国民は望んでいない。どれだけ無駄金をつぎ込んだのか、某都知事はちっとも反省していない。まあ、広島&長崎共催ならば、まだ応援したくもなったが…。
 ワールドカップやオリンピックを招致すれば景気が良くなる? そういう皮算用は御免だ。

 もう、日本は世界第2位の経済大国ではない。これからも、中国のみならずどんどん追い越されていくはずだ。
 2022年頃なんて、今よりももっと高齢化社会が進み、W杯開催なんて言ってる場合じゃないだろう。お金の使う方向を考えないといけないのではないだろうか。

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