南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 今日、「ついにこの日が来たか…」というニュースが入ってきた。

 熊本工業高校卒、2007年高校生ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団した藤村大介が、ついに戦力外になったらしい…。


 走力は球界ナンバー1との呼び声も高く、2011年には28盗塁でセ・リーグ盗塁王のタイトルを獲得。
 しかし、ここ数年はほとんど1軍で姿を見ることはなく、今年も1度も上がることはなかった。

 だから、毎年ストーブリーグになると、戦力外の候補として名前が挙がるから心配だったんだけど、ついにこの日が来ちゃったんだね…。

 まあ、最近の状況を考えれば、順当と言えば順当なのかも知れないけど、何か寂しいね。
 せめて、ドラフト会議の結果を待ってからにできなかったのかな。Bクラスに落ちた巨人には、そんな余裕はない訳か、な。
 今年、背番号0を新人ごときに盗られた時点で、このシナリオの80%は出来ていたのかもね。




 でも、やはり巨人に入団したことは幸せだったが、ある意味不幸の始まりでもあったのかもね。

 高校のときはあんなにすがすがしいイメージだったけど、東京に行ってからはなんか擦れちゃったイメージ。
 まあ、プロ野球選手だから仕方ないか。

 阿部慎之助も「毎年同じこと言ってるのに全然上達しない。もうオレの自主トレに来なくていい」と藤村を途中で見限ったもんね。
 髪型(丸坊主)なんて気にしている場合じゃなかったよ。小林を見習わなきゃ。



 去年、鈴木尚が引退し、先日は松本哲も引退。
 もしかしたら、来年こそは藤村が代走専門になるかとの淡い期待をしていたのだが…。
 しかし、確かに藤村は彼らに勝るとも劣らない走力の持ち主ではあるが、いかんせん、守備もエラーが多く、肩も弱い。選球眼もなければ打力もない。それがなければそもそも出塁することもできない訳で、自慢の脚を見せる機会もない。

 それに、単純に脚が速くても、それが盗塁数にはつながらないのが野球というスポーツ。
 盗塁の技術は鈴木尚らにははるかに及ばなかったもんね。



 盗塁王を取った翌年(2012年)、熊本の藤崎台球場に凱旋して、故郷に錦を飾るはずだったんだけど、あいにくの雨で中止になったんだよね。あれは残念だった…。
 結局、そのまま熊本では藤村の姿を見ることができないまま終わってしまった。
 1か月くらい前のズムサタの宮本のコーナーに、久々に出ていたのが最後の姿になるのか。寂しいな。「テレビ出てる暇あったら素振りを1回でもやったら?」と思いながら視たっけ。


 監督が替われば、使うメンバーも替わる。
 鈴木尚も松本哲も、ある意味、高橋由伸監督の起用法に愛想を尽かして辞めたように映るもんね。
 ここで、藤村まで戦力外にしたら、もう、巨人は「機動力野球はやめます」宣言をしたに等しいね。
 こりゃ、来年も再来年もBクラス確定だな。




 藤村くんはまだ28歳。これからどうするんだろうね。
 普通の会社員ならば、脂がのってきて、後輩を指導する先輩職員となり、責任のある大きめの仕事を任されてくるかなという頃なのにね。
 かわいそうに…。


 2軍でもパッとしない成績だから、どこか拾ってくれるチームはあるかな?
 脚は確かに魅力だけれども、今のままではなあ…。

 母校・熊工もずっと落ち目だから、熊本に戻って立て直すのもいいかもね。


 とりあえずは、お疲れさまでした。
 あの巨人で1度はレギュラー取ったんだし、盗塁王のタイトルもとったんだよ。胸を張って、次の道を進んでください。
 藤村のレプリカユニフォームを着て、藤崎台球場で応援したかったなあ。ああ、それが唯一の心残り。

 うーん。まだまだ老け込むには早すぎる!
 是非、他の球団に移って、高橋監督以下、巨人のフロントを後悔させてやれ!
 これからもずっと応援してるよ!!

 親戚の食堂「ふじ屋」にもまたご飯食べに行きますんで。

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■今日の行動
 スポーツクラブ

■今日の買い物
 ハローデイ

■今日の献立
 朝:なし
 昼:チキンカツ
 夕:鮭のムニエル、ちゃんぽん

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