南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 熊本市中心部の(仮称)花畑公園(=産文会館跡地)で開催されている『くまもとフリューリングフェスト2018』に行ってきた。
 名前だけ聞くと「何のことやら?」と思うが、いま流行り(?)のいわゆる『オクトバーフェスト』というドイツビールの祭典のこと。

 熊本市で開かれるのは、私が知っている限りでは3回目かな。
 でも、全然“10月”じゃないんですけど(汗)。変なの!



 で、今回は初めて前売り券を買ってみた。2700円分を2400円で買えるらしい(ちょっと微妙…)。
 いつもなんだけど、ドイツビールは美味しいし、ソーセージもとても旨いんだけど、いかんせん値段が高すぎなんだよね…。
 まあ、輸入費用(?)なんかもあるんだろうけど、ビールがたった300mlで1300円ってぼったくりレベルだよね?
 そんな訳で、少しでも安く飲めると嬉しいので、券を購入してみたよ。


 しかし、この券が食わせモノだった。
 端的に言うと“使えない券”なのだ。

 2700円のうち200円(100円×2枚)は割引券なんだけど、使えるのは何と各店先着100枚のみなんだとか。
 一応聞いてみたが、案の定「もう使えません」のつれない答え。
 先着って、会場のオープンが午前11時なのに、飲んだくれじゃあるまいし、誰がそんな時間から飲みに行くかってんだよ。

 事実上、200円は捨てたのと一緒。つまり結局、2400円で2500円券を買ったようなもの。はぁ…。
 確かに、客は損はしていない。損はしてはいないが、ほほう、うまくやりますなあ。
 うーん、はっきり言って悪徳商法だね。

 だったらさ、せめてチケットを買う際に、「100円券は使用制限があります」って購入客にそこまで説明しろよな。




 過去の開催と比較しても、店の配置も悪かった。
 ドリンク店とフード店を完全に分離したせいで、フード店は長蛇の列。15分待ちくらいは普通。そりゃ、調理するからそうなるよね。
 先にビール買って、フード店で並んだら、食べ物を手にした頃にはビールがぬるくなってしまって、もう飲めたもんじゃない(涙)。
 どの店でもドリンクもフードも買えるっていう今までの方式にすれば、客が分散するから混雑しないのにね。どうしてこうなった?

 しかもしかも、このフード店、15分並んでようやく注文しようとしたら「それは売り切れです」だって(笑)。
 デカデカとメニュー書いておきながら、そりゃないでしょ? 売り切れたんなら、そのくらいちゃんとデカデカと表示しろよな(怒)。



 はあ…。

 使えないチケット。
 並ばないと買えない料理。
 売り切れても何のアナウンスもない冷たい店。
 ドイツ人バンドによる演奏もなし。

 私が思うに、過去最悪のフェストでしたわ。



 東京・日比谷公園でのフェストや、熊本の過去2回のはよかったんだけどね…。
 運営会社の差かな。

 TKU(テレビ熊本)の主催、ドイツ総領事館の後援って本当ですか?
 熊本市とドイツ・ハイデルベルク市の姉妹都市25周年記念っていう宣伝文句も、何か霞みますわ。


 値段設定的にも、熊本みたいな片田舎には合いませんわ。
 最低でも福岡市レベルの都会でやれば?




 もう、オクトバーフェストに行くことはないかもです。
 高い金払って疲れに行ったような…。もうこりごりですわ。
 残念です。

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■今日の行動
 くまもとフリューリングフェスト2018

■今日の買い物
 ナフコ
 くまもとフリューリングフェスト2018

■今日の献立
 朝:なし
 昼:なし
 夕:アルコブロイピルスナー、アルコブロイシュロスドゥンケル、ダイヤモンドブルーイングクラフトビール、おひとり様ソーセージ5本 盛り合わせ(ミニブルスト)、みんなのフレンチフライ、盛合せ(くまもとフリューリングフェスト2018)
   焼餃子、水餃子、台湾ピータン豆腐、上海エビチリ、台北カラアゲ、林檎の杏仁豆腐、あらごし桃酒、あらごしみかん、あらごし林檎、紹興酒(餃子屋弐ノ弐中央店)

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