南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 2035年、ロボットが普及した社会を描いた「Iロボット(アイ・ロボット)」という映画がテレビであったので、つい見入ってしまった。


 昔の映画なので、内容を少し書いてもいいのかな。
 といっても、あらすじを書くつもりはない。

 簡単に言えば、ロボット三原則(安全性、人間の命令への服従、自己防衛)に反乱を起こすロボットと人間の戦い。
 とはいえ、内容はそんな簡単なものじゃない。


 一番印象に残ったのはこの場面だ。

 主人公(スプーナー)はロボットが嫌いな刑事。ただロボットが嫌いなのかと思ったら、理由があったのだ。
 昔、スプーナーは交通事故に遭ったことがあった。被害者はスプーナーと幼い女の子。駆けつけた救助ロボットはスプーナーと幼女の生存確率を計算し、スプーナーを救うことに決定。スプーナーが「オレのことはいいから女の子を助けてやってくれ!」と必死に訴えるが救助ロボットは聞く耳を持たない。
 結果としてスプーナーは救助され一命を取り留め、女の子は見捨てられ犠牲となった。
 それ以来、スプーナーはロボットを毛嫌いするようになった。

 確かに、この先、救助ロボットなるものが存在するようになったら、このような判断が出てくるかも知れないね。
 人間だったなら、子どもや女性を優先して救うという、ある意味感情的な判断が入るのだろうけど、ロボットは数字でしか判断しないだろう。
 それが正しいことかどうかは別として…。




 それにしても、ウィル・スミス、よく出てるね。

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