南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 今日の巨人-日本ハムの交流戦は見応えのあるいい試合だった。

 終盤までは澤村と吉川の締まった投手戦。
 澤村は7回1失点。吉川は7回までノーヒットノーランのペース。

 大谷が巨人戦初お目見え(公式戦)ということで注目が集まったが、巨人バッテリーは「打たれてたまるか」と完璧に押さえ込んだ。
 8回裏、立岡が走塁で魅せる。
 代走で出場すると初球ですかさず盗塁を決め、次の亀井のタイムリー時の本塁クロスプレーで相手捕手の落球を誘い生還。1ー1同点。

 試合はそのまま延長へ。


 11回裏、日本ハムはいまや抑えのエース増井。しかし、坂本・阿部と連続安打で無死二三塁のサヨナラのチャンス。
 ここで原監督が告げたのは代打・小笠原。
 守りやすくするために敬遠策も考えられたが、日本ハムバッテリーは勝負を選択。しかも1球を除いてすべて直球勝負!

 フルカウントから小笠原のバットが快音を響かせ、ボールは巨人ファンで埋まるライトスタンド上段へ突き刺さる!
 ジャイアンツサヨナラ勝ち!



 ナインに揉みくちゃにされる小笠原。
 こんな笑顔の小笠原を見たのはいつ以来だろうか。
 なんか泣けてきた。


 いやぁ、いい試合だった。
 小笠原とちゃんと勝負をした日本ハムバッテリーもすばらしい!

 解説者(江川と金本)が言っていたが、19歳の大谷の頭上を39歳の小笠原の打球が飛んでいったのも、何かを暗示しているのかもね。

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