南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 



時々

 最近テレビなどでニュースになっている、話題の「武雄市立図書館」に行ってみた。

 この図書館は、この4月より指定管理者としてTSUTAYAが運営を始めたのだという。
 通常の図書館業務に加えて、書籍やCD・DVDの販売、スターバックスコーヒーの配置、開館時間の延長、休館日の廃止、市民以外の人でも貸出利用が可能とするなど、他の公立図書館には見られない思い切った戦術を取っているようだ。

 建物は平成12年に建てられたそうだが、改装が終わったばかりということで、とても綺麗で洒落ていて、なかなかいい雰囲気の図書館となっている。

 建物の中に入って写真を1枚撮る。
 だが、私の次に入ってきた人が同様にカメラを構えると、職員の方に「すみません、内部は撮影禁止ですよ」と注意を受けていた。
 スミマセン。知らずに撮ってしまいました…。ゴメンナサイ。


 だが、公共施設なのにやっぱり何かTSUTAYAの店舗って感じがするし、通勤者でもなく税金を納めてもいない市民以外にまでサービスをすることが果たしてよいのかどうかについては、ちょっと疑問を感じた。
 それに、公共施設が利益を考えないと行けないというのは、なんか心が貧しいような気がするんだよね。
 よく、赤字の公共交通機関を廃止しようとしたり、その運転職員の賃金を下げるような話が巻き起こるが、ナンセンスだと思うんだよね。
 弱者に対する公共サービスなのに、金の話ばかり。そんなことしか言えない政治家は、さっさと職を辞して欲しいね。


 おっと話が逸れちゃった(汗)。

 ま、一見の価値がある図書館ではないでしょうか。
 都道府県・市町村の職員や議員にも是非見学してほしいと思います。


【写真1】敷地入口から正面玄関をみる


【写真2】標識もオシャレ

※誤って撮影してしまった建物内部の写真は、当然非公開です。悪しからず…。

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