南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 PS2のアドベンチャーゲーム。2000円。
 プレイヤーは自衛官となり、何者かに占領された日本国土を都道府県単位で解放していく。


 うーん。
 面白くないことはないのだが、操作性が悪いためプレイしづらく、ストレスが溜まる。
 例えば、「ジャンプ」という操作概念がないため、車道~歩道のちょっとした段差すら越えることができず、いちいち回り道しないといけない。

 戦場は数種類のマップの使い回しで、各都道府県の特徴などは一切感じられない。倉庫を制圧したくらいでなぜ県全土を解放できるのかも意味不明。
 結局、日本が占領された理由も明かされず、非常に中途半端な作品になっている。 なんだこりゃ。


 2000円分の価値があるか。
 …、私はそうは思わない。ごめんなさい。



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時々

 最近、いろいろなメディアで『ひぐらしのなく頃に』というタイトルを目にする。

 どうやらすごく人気が高いゲームらしいのだが、いまいちどんなものなのか分からない。しかも家庭用ゲーム機のソフトではなく、PC用ソフトらしい。いわゆる同人ソフトの類いかな。
 そんな時、先日たまたま訪れた下益城郡富合町の中古ソフトショップで、そのタイトルのCDが売っているのを見つけた。
 挿絵を見ると、小学生か高校生(?)くらいのかわいい女の子のキャラクターが載っている。単なるギャルゲーなのかなあ…。でもノベルと書いてあるから、一時期流行った読み物系のゲームなのかな。
 うーん、どうやら結構怖い系らしい。「雛見沢村」とかいう中部地方のとある架空の村で起こる殺人事件(?)にまつわるストーリー。正直あまり得意分野ではないのだが…。
 2枚、「ノーマル版」と「解」で約2,000円とそう高いものでもないため、思いきって購入してみた。

 帰宅して早速パソコンにインストール。
 容量はそう多くはないらしく、すぐに完了する。しかも、一度インストールしたら起動にCDは要らないらしい。これはありがたい。


 まずは、第1章に当たる「鬼隠し編」というものから。
 主人公は最近、雛見沢村に転校してきた男子中学生。
 田舎の村のため、学校は小・中学校合わせて1クラスしかないが、学年の関係なくクラスメイトの女の子4人と打ち解け、放課後に“部活”と呼ばれるゲーム大会をするほどの仲間となった。
 あるきっかけで、かつて村で起こった“ダム計画”と“連続殺人事件”のことを知ってしまう。また、それと同時に起こる“鬼隠し”と呼ばれる事件について、その真相を知りたいと思う。
 しかし、仲間達はそれについて一切語らないどころか、拒絶反応に近い行動を見せる。そのうち、主人公は仲間達の行動に疑念を抱くとともに、自分自身の身の危険を感じ始める…。
 …というようなストーリーだろうか。
 もちろん、内容は端折ってしか書いてません。

 で、数時間掛けてようやく「鬼隠し編」を無事にクリア(?)というか、一応終えることができた。だがしかし、正直、何がなんだかちっとも分からない。「ナニコレ?」って感じ。まさに何も解決していません。
 まあ、このあとに7章もストーリーが控えているため、それを進めていけばきっとそのうち意味が分かってくるのだろうか。

 うーん、みんながのめり込むのが分かってきたような気がする。面白い!次が気になる!
 単なるギャルゲーかな、などと思ってごめんなさい。

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 名作ドラマ、「3年B組金八先生」をモチーフにしたアドベンチャーゲーム。
 主人公は、病気で入院中の金八先生に代わって問題クラスを受け持ち、さまざまな事件を解決していく。


 ドラマと同様に「一つのクラスでここまで立て続けに問題が起きるか?」というのが変だし、金八先生らしいかな(笑)。
 個人的にはロケットのストーリーが感慨深い。

 でも、どうしても、お気に入りの子とそうでもない子に分かれてきて、会う回数に差ができてしまう。委員長のヒカルとか。
 贔屓? 先生失格?(笑)


 とても良作。
 もともとドラマ「金八先生」が好きっていうのもあって購入したが、別に「金八先生」と銘を打たなくても十分売れるソフトだと思う。さすがはチュンソフト。
 ドラマの金八先生同様、はちゃめちゃな展開もあるが、どの話もジーンとくる。
 買って損はないと私は思います。



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のち

 ドラゴンボールを題材にした、対戦格闘ゲーム。

 このゲームを始めてプレイした時は鳥肌ものだった。「これ、これだよ。これこそドラゴンボールだよ」って。
 アニメそのもののようなキャラクターを動かせるって、すごくない?


 ストーリーは十分再現されていると思うが、フリーザ戦などは最後の最後まで勝てなくても話が進まないとおかしいと思う。そのへんは原作にのっとってほしい。

 それと、映画のみのキャラクターよりも、原作ストーリーのキャラを充実させてほしいかな。



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 パソコンで使用しているヘッドホンが壊れたので、仕事帰りにヤマダ電機に寄ってみた。
 私は電気屋さんでブラブラするのが好きで、1日中いても飽きないくらいなのだが、つい悪い癖が出て、PCゲームソフトを衝動買いしてしまった。

 そのソフトとは『電車でGO!ファイナル』だ。
 そう、みなさんご存知、このシリーズは超有名な列車運転シミュレーターゲームだ。

 自称“鉄道ファン”なので、PS1の「電車でGO!」第1作も持っているが、画面はお世辞にも綺麗だとは言えない。
 しかし本ソフト『電車でGO!ファイナル』は、そのタイトルどおり最終作ということもあり、グラフィックも過去最高レベル。満足できる出来だ。内容はすばらしいの一言に尽きる。


 私はいま九州在住だが、少しばかり関東にいたことがあり、都内に出かけた際に山手線などで流れる「駅メロディ」にはかなり愛着を持っている。
 最近は駅メロディが短縮されたり、メロディ自体を廃止したりする傾向にあるが、このソフトの中ではちゃんと最後まで(全小節)聴けるので、鉄道ファンとしては感動ものだ。
 また、今は別の曲に変更されて、もう聞けなくなったメロディも収録されていて懐かしい。

 早くもお気に入りソフトの1つになりそう。
 でも、横で妻が「また鉄道関係のものを買って…」という変な目で見てるが(汗)

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時々

 「ロマンシング・サガ」通称、「ロマサガ1」。
 スーパーファミコンの中でも傑作ソフトの1つ。

 RPG(ロールプレイングゲーム)でありながら、非常に斬新なシステムを取っている。
 まず、キャラクターにレベルの概念がなく、自分の取った行動に応じてそれぞれの能力が上昇する。FF2に似ているともいえるが。
 また、フィールドという概念もなく、地図上で移動先を選ぶ。
 それに音楽がまたいい。地下水道や廃墟となったお城で流れる、テーマ曲ともいえるあの郷愁漂うミュージック。いま聴いても全然色褪せない。
 そして最大の特徴が、フリーシナリオ。つまり何をしても自由なのだ。大きいストーリーの流れはあるが、実際には何をしてもいい。正義をかざしてもいいし、手段のためには悪に染まってもいい。
 しかもプレイヤーとして選べるキャラはなんと8人。

 この何度やっても飽きがこないシステムに、当時、ずいぶんとはまって遊んだものだ。そして続編である「2」「3」もこれまた良作で、「ロマンシング・サガ」シリーズは今でもずっとお気に入りだ。



 そんな時、なんと「ロマサガ1」がPS2でリメイクされるという話を聞き、期待を胸に購入した。
 リメイクタイトルは「ロマンシング・サガ ミンストレルソング」というらしい。

 しかし、プレイを始めて驚愕の事実を思い知らされる…。これは「ロマサガ1」ではなかった。
 まず、キャラクターデザインが受け付けない…。なにこのケバさ…。前作の各キャラの姿はそこには全くなく、名前が一緒なだけで単なる別人。とても同じデザイナーの作品とは思えない。ショック…。
 そして、音楽はそのかけらが微塵も感じられないほど改変されていた。アレンジの域を超えていて、私はとても受け入れられない。かなりショック…。
 さらには、テーマソングなどと題して、山崎まさよしの歌が入っている。はぁ、何で? 世界観が合わないんですけど。最近のゲームは、歌を入れりゃあ相乗効果で売れるとか思ってる? ゲームメーカーも考えなしだな。超ショック…。
 はあ…(ため息)。何か、「ロマンシング・サガ」に抱いてた昔の思い出が破壊されたような気がしてきた…。悲しい。


 ああ、結論から言えば、これは全く別のゲームだ。ごめんなさい。正直「ロマンシング・サガ」の冠を名乗って欲しくなかった。
 (でも、逆に、「ロマサガ1」を知らない今の世代には、すんなりと受け入れられるのかも知れないな…)

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時々

 ソニーのプレイステーション2で発売されているアドベンチャーゲームだ。
 何が凄いって、なんとこのソフトは自分の声の指示に対し、画面内のキャラクターが反応して動くのだ!
 へえ、ゲームも進化したね。


 ストーリーはこんな感じ。
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 場所は近未来の大型宇宙ステーション内のホテル。プレイヤーは彼女とオープンセレモニーに参加していた。

 そこへ突然エイリアンが襲来。逃げる途中、プレイヤーは恋人とはぐれるも、何とか警備員室のモニタールームに逃げ込む。しかし外からロックされてしまい身動きが取れない。
 たまたまモニターには、別の部屋に閉じ込められたウェイトレスのリオが映っていた。
 プレイヤーは、リオの呼びかけに応じてその部屋のロックを遠隔操作で解錠に成功する。
 プレイヤーを信用したリオは、プレイヤーはモニタールームから指示を出し、リオが指示に応じて行動を取ることを提案。こうして、2人は協力して脱出を試みることにする。
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 初めてプレーしてからもう数年が経つが、いまでも時々ふとプレイしたくなって引っ張り出す。
 
 音声認識機能が弱い(いまいち)なので、指示通りに反応せず、つい大声を出して周りから変な目で見られるときもあるが(汗)、それも含めて面白い。
 シナリオは一本道だが、切なくて良い。
 
 
 PS2ユーザは一度はプレイしてみる価値ありだと思う。SCEはもっとこの手のソフトを出してほしいな。


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時々

 「ぼくのなつやすみ」シリーズとは、昭和40~50年代頃の小学生の男の子の夏休みを体験できるゲームソフトだ。私もその頃ちょうど小学生だったので、このソフトをプレーすると何かノスタルジックな気持ちに浸ることができる…。

 前作(PS版)もとても楽しめたので、「ぼくのなつやすみ2」もつい購入してしまった。
 虫取り、朝顔の観察、魚釣り、水泳(プール)、秘密基地、お地蔵さん…。どれもあの頃自分が経験したようなことだ。まあ、どちらかというと、私は1人で遊ぶよりは野球やビー玉、パッチン(面子)、コマ、ドッジボール、缶蹴り、警泥などをして、弟や近所の友達と遊んでいたんだけどね。

 私は今、仕事の都合もあり、周囲はコンクリートとアスファルトだらけの街中暮らしだ。しかし、小学生の頃は森や用水路や田んぼやお墓が近くにたくさんある田舎に住んでいた。田んぼでおたまじゃくしをすくったり、土筆や蕨を取ったりしていた。
 今の子供みたいにニンテンドーDSやPSPはおろか、ファミコンなどのテレビゲームすらなかった。せいぜいゲームウォッチくらいかな? また塾などに通うこともなく、毎日暗くなるまで、真っ黒に汚れるまで、母親に「ご飯よ~」と呼ばれるまで、ずっと外で遊んでいた。
 このゲームをしていると、そんなあの懐かしいあの日々が思い出される…。
 あの頃遊んだ悪ガキ仲間達は…、あの頃好きだったあのコは…、いま、どこで何をしてるんだろうか? そんな切ない気持ちを思い起こさせてくれる。

 という訳で、30歳代以上の方には、このソフトは特にお勧めです!
 そして、ニンテンドーDSとかゲームや塾通いしか知らない今の子供たちにも、一度遊んで欲しい(できれば実際に外で遊んで欲しいが…)。

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 校長先生となって、学校経営をするシミュレーションゲーム。

 教室割りなどの配置を行う建築モードもあって、そういう系が好きな人にはいいかも。
 また、不良生徒や建物の老朽化など様々な問題が発生するため、いろいろと忙しい。


 でも、うーん。
 面白くないことはないんですが、操作性がいまいちな感じです…。
 いちいちロード時間が長いし、なんかもうちょっと頑張れば面白くなったんじゃないかな。


 とりあえず、箱庭ゲームが好きな人にはいいかもです。でも、お金がたまらないので作りたいのが作れない。
 もっと頑張らないとダメかな。



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 「ぼくなつ」シリーズと勘違いして購入しました(笑)。
 全然違った。
 ソフトのパッケージを見て、上田三根子さんのあの緩いキャラクターだったから…。


 面白くなくはないが、進行が単調でいまいち盛り上がらない。
 パターンもあまり多いような気がしない。
 まあ、ほのぼの系が好きな人ならいいかも。



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 もともとはプレイステーション(PS1)で発売された恋愛アドベンチャーゲーム。今回買ったのはそのPS2移植版(のさらに廉価版)。
 とはいってもそれほど恋愛要素が強い訳ではない。しかし、普通の恋愛ゲームとは決定的に異なることがある。それは時空から抜け出せず同じ日々を繰り返すということだ。


 ゲームの概要はこんな感じ。


 石原誠(主人公)は大学3年生。4月からゼミに所属することになるが、このゼミでは親睦のために男女2名ずつの計4名で合宿をすることになった。
 しかし、その初日(4/1)の未明、誠は女の子が亡くなる夢を見てしまう…。それは1週間後の4/7の日付だった。
 これは正夢なのか? その女の子は誰なのか? その悪夢を回避できるのか?
 誠は夢のことを気にしながらも、ゼミ合宿の日々を楽しく過ごす。そして運命の日。誠は最愛の女性を失ってしまう。悪夢は正夢だったのか!
 絶望感を感じ、うなされ、気を失った誠がはっと目を覚ますと、何故か日付は4/1に戻っていた。
 これは夢か現実か…。しかし、次第に誠は本当に4/1に戻っていることに気づく。永遠に繰り返される1週間。
 女の子を救うために、悪夢を繰り返さないために、誠はこの運命から抜け出す道を探る。


 ここに書いたように、シナリオがSFチックになっていて、PS1の発売当時はとても新鮮に感じた。
 PS2版を改めてプレイしたが、うん、今でも色あせていないシナリオだ。

 このソフトは完全クリアしても全部の謎は解けない(?)という少々困ったところもある。
 そこはプレイヤーのご想像にと言ったところだろうか? そこがまたいいんだけどね。


 キャラデザインや背景画像など、グラフィックはちょっと一昔前の感じだが、それもなんというか、素朴感(?)があって結構好きだったりする。
 また、BGMもすごくいい。絶望感が漂う「ONCE MORE」、悲しみと安堵感の両方を表現した「MAGIC OF TRUE」なんかは個人的に珠玉の曲だと思う。

 PS1版ではシナリオを進めることができないという致命的なバグがあったので、メーカーにディスク交換を依頼までしてはまった作品だ。KIDというメーカーが好きになるきっかけになったソフトでもある。

 プレイして損はないと思います。オススメです(今は安く手に入るしね)。

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のち

 3月に部分開通したばかりの『九州新幹線つばめ』を体験できるシミュレーションソフト。
 九州の人間にとっては「待ってました!」と言える1本だと思う(あ、一部の人に限る…かな?)。

 運転を体験できるのはいいんだが、プレイ時間=実運転時間となる。つまり、新八代~鹿児島中央間の約40分間、ゲームをプレイし続けるということになる。これは鉄道マニア以外にはある意味拷問かも…。
 しかも、九州新幹線の路線はトンネルばかりなので、景色を楽しむ環境ソフトとしても使えないかも(涙)。

 1つ特典もある。
 それは、新幹線開通によってなくなってしまった「特急つばめ」の熊本~水俣間も体験できるというものだ。
 熊本~新八代間は「リレーつばめ」として残ったが、八代~川内間はJRですらなくなってしまった(「肥薩おれんじ鉄道」という第三セクター路線になった)。あの海岸線を走るつばめの姿がもう見れないなんて、悲しい…。


 新幹線が開通し、熊本~西鹿児島(鹿児島中央)間の所要時間は2時間半から1時間へと大幅短縮された。しかし、単線ローカル特急もまた魅力だった。
 便利になることばかりがよいことじゃないよね。

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 マイナーだけど、自分としてはPS(プレイステーション)で5本の指に入る大好きなソフト『シヴィザード』。

 ほとんどの人はその名前すら聞いたことがないだろう。
 端的に言えば、大人気シミュレーションゲーム「シヴィライゼーション」の世界観を“魔法の世界”にしたといったところだろうか。

 マイナーなのに投売りされておらず、私は4,900円で購入。
 販売本数が少ないのか、実はプレミアムがつくようなソフトなのか不明だが、発売から2年くらい経つのに意外と価格が落ちていない。


 取扱説明書は何と100ページを越える!
 はっきり言って読破できない! つまり、ゲームの内容を全て把握するのは超困難。

 でも、ここがオススメ。
 ・新規ゲームを始める度にマップが自動作成されるので、何度でも遊べる。
 ・いろいろな種族でプレーできるため、新鮮。


 この隠れた名作をPS2などでリメイクして欲しい!
 またプレイしてみたい!



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のち

 中学生の頃だったかな…。当時、ものすごくはまった『ドラゴンクエスト3』。
 友達とどちらが早くクリアできるか争ってプレーしていたんだけど、自分が突然転校することになってゲームどころじゃなくなり、精神的疲れから盲腸炎にもなったりして、結局友達より半年遅れでクリアしたんだっけ。懐かしいな…。
 「クリアしたら連絡するよ」って約束したのに、連絡しないままだ…。ゴメン、黒川くん。


 という訳で、自分にとってちょっとほろ苦い思い出もあるドラクエ3。
 そのリメイクとしてスーパーファミコン(SFC)で昨年発売されたソフトを買ってみた。


 プロローグとして、何か占いのようなシーンが。
 ここまで改変しなくてもいいような気がする。

 ファミコン版でのパーティは「自分」「弟」「父」「母」だったが、今回は「自分」以外は全部友達だ。何じゃそら(笑)。


 プレイして10年近く経っているのに、こういうのって覚えているもんだね。
 シナリオとしてはさくさく進んでしまった。


 今回プレイして、大魔王「ゾーマ」の言葉が威厳に満ちていることに改めて気づかされた。
 やっぱ、こうでなくてはね。

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○決戦直前のセリフ
 「何ゆえもがき生きるのか?
  滅びこそ我が喜び。
  死に行くものこそ美しい。
  さあ我が腕の中で息絶えるが良い!」

○決戦直後のセリフ
 「よくぞわしを倒した。
  だが光ある限り闇もまたある…。
  わしには見えるのだ。
  再び何者かが闇から現れよう…。
  だがその時はお前は年老いて生きてはいまい。
  ふははははっ ぐふっ!」



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のち

 エニックスが放つ、いわずと知れた国民的RPG(ロールプレイングゲーム)のシリーズの最新作である。

 面白いのは面白いのだが、どうもいまいちのめり込めない…。
 うーん、パーティメンバーの仲間意識の低さかな…。それと転職さえ繰り返せば、みな同じような能力になるので、キャラに感情移入できないのも難点か。

 正直言って、私は前作『ドラゴンクエスト5 天空の花嫁』の方が好きである。シリーズ6作品でも「5」が一番の良作だと思う。

 しかし、この「6」をやっていて、ちょっと心を打たれるセリフに遭遇した。
 「マウントスノー」という村にいる、ゴランという老人が主人公に話すセリフである。

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『なあ 旅の人よ。
 若い頃の あやまちは 誰にも
 あるものだと いわれておろう。

 だからこそ おそれずに
 信じた道を 進むべきじゃと…。
 そして 人は 成長すると…。

 ならば わしの おかした
 あやまちも わしの人生にとって
 意味のある事だったのじゃろうか?

 わしには よく わからん。
 50年の月日は……
 あまりにも 長すぎた。』
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 ゴランは若い頃、雪山で遭難したが、雪女に命を救われ、無事に生還する。
 その際、雪女に「私に会ったことは絶対秘密にして欲しい」と言われるのだが、ある時、酒に酔った勢いで友人に話してしまう…。
 その瞬間、雪女の放った呪いにより、マウントスノー村は氷付けになってしまう。ただ一人、ゴランという若者を残して…。
 それから50年後、主人公がこの村を訪れ、雪女は50年ぶりにゴランを許し、その呪いを解く。村人たちは50年ぶりに当時のままの姿で普通の生活に戻るのだが、ただ一人、ゴランだけが老人となっていた…。



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