そしていよいよ「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」のプログラムが始まった。
何故わざわざ小惑星「イトカワ」まで行って帰ってくるのか、その砂を持ち帰ることにどんな意味があるのか、と言うような根本的な話から、「はやぶさ」自身の能力やリモートコントロールの技術など、非常に分かりやすい構成となっており、同時に日本の誇る高度な科学技術力の素晴らしさを感じることができた。
また、篠田三郎のナレーションの声が心地よい。
そして、もうすっかり毎度のことになってしまったが、満身創痍の「はやぶさ」が、最期に母なる地球の姿をカメラに収めた後、大気圏に突入して太陽電池パネルがもぎ取れ、パラボラアンテナが吹き飛び、次第に粉々に砕けながら流れ星となる映像にまたまた思いっきり泣いてしまった…。
「はやぶさ」の開発からサンプル採取までを15分程度にまとめたビデオが流れていたが、「はやぶさ」が最期に地球を撮影する場面と大気圏再突入して燃え尽きる場面は、何度見ても思わず涙が溢れてくる…。もう、すっかり条件反射のようになってしまった(汗)。
ふと、周りを見ると、私と同様に目頭を押さえたり、ハンカチで目を覆う方がちらほら…。
彼らは既にプラネタリウム映画「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を観たのだろうか? それとも、映画「はやぶさ/HAYABUSA」の方かな?