メディア遊歩道

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江戸東京博物館 夢大からくり展

2006-01-22 11:39:11 | Weblog
2006.1.21

江戸東京博物館に行って来ました。

「夢大からくり」展 1/2~2/5
「福をよぶお正月」展 1/2~1/22
「葛飾北斎-冨嶽三十六景」展 1/2~1/22

これをまとめて見る最後の機会と思い。

午後2時に、降り積もる雪のなかを国技館すりぬけて
たどり着くと、なんと、チケット販売に行列ができている!
こんなのはじめて。
都知事の慎太郎さんに見せてやりたい光景。

さて、企画展はパスして常設展示へ。

富嶽三十六景は、照明が落とされていて、見づらかったが、
国立博物館の北斎展よりは人が少なく、その点では見やすかった。


そして、からくり展の実演であるが、
東野進さん(日本からくり研究会理事長)
の、文字書き人形の実演を2度見ることが出来た。
午後四時からの実演の後では、自由に質問できたので、
いろいろと文字書き人形の秘密を伺うことが出来た。

文字書きの動作は3つのカムにより、いわゆる
XYZの3軸制御で、運筆がXY軸なら、
筆圧はZ軸。
墨に筆で書くので、このZ軸の制御が重要。

また、筆に墨を付ける動作も、部品が
外されたあとを解析し、部品を想定・復元したそうです。

また、運筆とともに首を傾げますが、
これがまたリアルでかわいらしいのですが、
この動きも基本は文字書き動作連動なのですが、
そこに工夫をしてあるようです。ノウハウっぽくて
それ以上答えてもらえませんでしたが。

と言うことで、からくりに興味ある人、実演、
とくに最終回は必見です。




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