2025年に向けて

2020年に自分の目標を達成した私が、新たな人生に向けて頑張るブログ

第九十六回目のブログ

2015-09-26 08:13:33 | 日記
小清水町 郷土資料展示室

 
 シルバーウィークという名の大型連休があり、北海道も冬を前に最後の観光シーズンの山場を迎えていると言ったところでしょうか。冬には冬で雪まつりとかスキーとか流氷とかいろいろな見どころはあるのでしょうが、すこしハードルが高い気がします。

1.仕事
 仕事について考えるとき、どうしても他者からの視線というのを意識せざるを得ません。それはどんなに才能に溢れている芸術家であってもそうでしょう。自由主義の時代の中こそ本当は究極の不自由なのではないかと最近特に思います。絶対主義の国王のお抱え芸術家であっても、全体主義の独裁体制の芸術家であっても、自由主義市場の芸術家であっても、結局他者から評価されない以上生きてはいけないわけですから、そう大差がない気がします。それどころか、あるよいパトロンに巡り合えた時の方が自由市場経済より自由な創作活動が可能になることだってあり得るのではないでしょうか。

2. 芸術
 2-1.スケッチ・油絵
  時間的制約がある中で描いたので、少々雑さの目立つ絵になっています。普通の石造りの倉庫で、小樽なんかにありそうですが、網走市の南東の小清水町という小さな市街地の、それも住宅街の中にあります。倉庫でも建物でも石造りや石張りのものが一番好きなので、描いていて面白かったです。表面の質感が露骨に出るのが石だからかもしれません。「郷土資料展示室」と看板は出ていましたが、とても展示している雰囲気ではありませんでした。
 2-2.進捗状況
  本当はこの大型連休前に仕上げたかったのですが、残念ながら失敗しました。仕方がないので今月中の完成を目途に頑張っていきたいと思っています。我ながら駄作だなぁと思う作品ですが、しかし今は一作品でも作り上げることに価値があるのです。良い物、評価されるものを目指すのは次のステップです。今の目標に全力を傾注すべきでしょう。
 2-3.時事イラスト

 集団的自衛権の乱闘が物凄いなぁと感心してしまいました。この問題については多くの国民と同じようによく分からないなぁというのが正直なところです。安全のためにより強力な力を持つべきなのか?この問題はかなり難しい問題です。例えば国民全員が自由に銃を持てる社会がより安全かとえいば多くの人はNOというでしょう。一方、核兵器のように核を持つことで抑止力が働いて平和の均衡が達成されるものもあります。この安全保障法案改正はどっちに属するのでしょうか。日本がより積極的に行動できることでアメリカとの連携が強まり日本を軍事的に脅かそうと思う国はいなくなるかもしれないし、逆に積極的に行動することでテロの標的になったり中国と軍事衝突が発生するリスクが高まるとも言えるわけです。うーん、やっぱりよくわかりません。

3.語学
 3-1.ラジオ英会話
  英語に関わらず欧米系の言語って生々しい慣用句が多い気がします。汚らしいというか、肉質的な文化なのかもしれません。映像などもこういう表現をするんだ…と驚かされることが多々あります。
  I had to bite my tongue. 言いたいことを我慢するしかなかった。
  It's over my head. 歯が立たないんだ。
  We can't bury our heads in the sand forever. 我々はいつまでも見て見ぬふりはできません。
  My colleagues couldn't keep a straight face. 同僚たちは笑いをこらえることができなかったの。
 3-2.入門ビジネス英語
  相撲の観覧についての話が出てきました。最近若い女性に人気があるという話があり、私のそばにも一人いるので妙に親近感が湧きました。個人的には裸の巨体のぶつかり合いをみて何が楽しいのかよく分かりませんが、なにか魅力があるのでしょう。
  I want you to make the most of your stay here. ここでの滞在を最大限に生かしてほしいと思います。
  I'll arrange the tickets as soon as I can. できるだけ早くチケットを手配します。
 3-3.英語ニュース
  安倍首相が戦争法案なら海外から好意的な評価を受けるわけがない…というような趣旨のことを言っていた気がします。確かに安保法案に対する反応は基本的に好意的なものなのかなぁという感じです。まぁ、アメリカの求めていることなのですから当然アメリカは喜びますし、中国への圧力の強化につながるので周辺東南アジア諸国も肯定的なのも頷けます。ただだからと言って戦争のリスクが減るというわけではないでしょう。むしろ積極的な安全保障を担うことになるのですから、戦闘行為に参加するリスクが増えることは間違いないので、「外国から評価されているから戦争法案ではない」というのは論理的に変な気がします。

それでは、また来週。

第九十五回目のブログ

2015-09-17 21:02:09 | 日記
鶴居村 牧草地

 
 鶴のつがいが夕日に向けて驚くほど低空を仲良く飛んでいく。あぁ、北海道。本州より露骨に、しかし着実に冬は近づいている。路肩の木々はもうすでに色づき始めている。長すぎる冬に向けて、ゆっくりと色を失っていく。

1.仕事
 段々今の仕事に慣れてくると段々と退屈になってきます。世の中にそんな変化に満ちた仕事などないのかもしれませんが、例えば自衛隊員とか災害救助隊とか新聞記者などは、多くの変化の中で働いているのではないかなぁと思ってしまいます。そういう生活はそういう生活で大変なのはもちろんですが、毎日机の前で定型的な事務作業を続けているのも心身によくない気がします。まだ転職して一年もたっていないのにこれなんですから、私はなんて飽きっぽい人間なのだろうと我ながら感心してしまいます。かといってストレスにも弱いので、戦場なんかいったら一日で死んでしまうかもしれません。スペクタクルを夢見つつ平凡な日常を送る今が幸せなのかもしれません。

2. 芸術
 2-1.スケッチ・油絵
  北海道にきて初めて牧草地帯のスケッチをしたのですがとてつもなく難しかったです。何もない雄大さを表現するには、色によって空気の質感や遠近感を描き分けなければなりません。私はその手の才能がないのでのぺっとした平原がただそこにあるだけのような絵になっています。雄大さとか広大さをきちんと描けるようになるまでは北海道で戦い続けようかなぁと思っています。
 2-2.進捗状況
  大分進みました。恐らく来週には短編ゲームを一作品完成させることが出来ると思います。どこかに公開したりコンテストに出したりするつもりはまったくありませんが、ストーリー形成と論理的思考力の勉強になったかなぁと思います。次は短編小説を10作品仕上げて、その中から一番優れているものを漫画として今年度中に仕上げるのが私の最大の目標です。とにかく一歩一歩創造性を発揮して作品を仕上げていくことから始めたいと思います。
 2-3.時事イラスト

 ダブル台風に挟まれて茨城栃木宮城が大水害に見舞われました。311以降、伊豆大島や広島、そして今回と、毎年普通に民家が土砂や激流に流される映像を見ている気がします。さらに毎月どこかの火山が噴火しただのしそうだだのというニュースを聞いている気がします。確かに広い日本の何処か一部が劇的な災害の被害にあっているに過ぎないのでしょうが、それでも頻度があまりに多い気がします。もしくはただスマホ等が普及して誰でも劇的な瞬間を撮影できそれが広まるようになっただけなのでしょうか。

3.語学
 3-1.ラジオ英会話
  今月のテーマは「問題に対処する」ということで、身体の部分を使ったイディオムが続出します。日本語と同じような意味だったり、全く別の部位で同じような熟語があったり、また言葉としては同じでも意味が全く違ったりと文化の違いを実感させてくれて大変勉強になります。
  He'll talk your ear off about his problems. 自分の問題を誰彼かまわずしゃべり立てるの。
  Smith and I don't see eye to eye. スミスとは意見が合わない。
  I need to get somethig off my chest. 胸につかえているあるものを下ろす必要があるのだけれど。
  He needs to face up to his responsibilities. 自分の責任というものをしっかりと自覚する必要があるわ。
 3-2.入門ビジネス英語
  日本文化を紹介するというのが今月のテーマです。確かに使えるテーマかなと思いますが、本当に日本文化って日本人が思っているほど海外で人気があるのでしょうか?勿論日本に来ている人にとっては何かしらの興味があってきているのでしょうが、純粋に海外で暮らしている人の日本人気ってイスラム国人気と大して変わらなかったりして…。
  Let's make a toast. 乾杯しましょう。
  Sake is a fermented beverage. 日本酒は醸造酒です。
 3-3.英語ニュース
  今週も殆ど移民に関するニュースで、ギリシア危機に続くEUの危機といったところでしょうか。この問題も中心となっているのがドイツで、経済力もさることながら、ある種EUの問題児といったところでしょうか。近代以降のヨーロッパ史を見てみても、ドイツの存在が常に鍵になっていたように思います。力も影響力も能力もあるけど、どこか他の人とそりが合わない。そんな印象を受けます。

それでは、また来週。

第九十四回目のブログ

2015-09-07 01:39:58 | 日記
本別町 旧本別駅跨線橋

 
 北海道は広いのですが密度が非常に低いので、実質的な距離と実感としての距離が本州の感覚と比例しません。隣町への距離をグーグルなんかで測定してみると、関東では東京に行くぐらいの距離で驚かされることがたびたびあります。ただ逆に関東が過密すぎるという問題もある気がしますが。

1.仕事
 三度めの正直ということで、今年こそはと行政書士の勉強を頑張ってはいますが、今一つ本気になれていない気がします。実質あと二か月なので直前期といってもいいと思うのですが、どうでもいいことに費やしている時間も多いです。特に飲酒は、飲酒した瞬間だけでなく、その後の数時間も溝に捨てることになるので、今後は多くても三日に一度程度に減らしたいと思います。また仕事の方はある程度新しい仕事に慣れてきたので、日常のバランスは取れていると思います。とにかく勤務時間内にきちんと終わらせることを第一にしたいと思います。

2. 芸術
 2-1.スケッチ・油絵
  本当の駅が道の駅になったという珍しい道の駅があると知り見に行ったのですが、その後ろのあったのがこの跨線橋です。木造のかなりレトロなもので恐らく戦前からあるのではないでしょうか。北国の風雨に耐え忍んだ逞しさを感じさせます。駅舎の方はかなりモダンな建物で、道の駅にも関わらず市街地の最中心部にあるというのは元駅だった所以でしょう。北海道も多くの路線や駅が廃線になっているようです。少し悲しい気はします。
 2-2.進捗状況
  結構順調かなぁという印象です。特に無理のない計画を立てたおかげで、遅れても回復可能になり、気の乗ったときに作業をできるようになったのはよかったなぁと思います。あと、一部屋使っておらず完全に物置化している部屋があるのですが、これをアトリエにして、冬場はそこに籠って作業しようかなぁと思い整理を始めました。
 2-3.時事イラスト

  神戸連続通り魔事件の犯人少年Aが『絶歌』という自伝を販売したかと思えば次はHPを開設したらしいです。色々批判はありますが、個人的には少年Aであるということを利用して話題を集めようとしている点が一番の問題かなぁと思います。その少年Aを作り出すうえで尊い命と周辺の人たちの人生を滅茶苦茶に破壊しているわけですから、それを利用して自分の名をあげようというのは倫理的に許されないと思います。ただ私は本もHPも見たのですが、この人物はそれなりの創造力と独創性の持ち主だなとは思いました。あの事件が単なる殺人事件ではなく多くの人の記憶に刻まれたのも、その劇的な演出のためでしょう。だからこそ、少年Aという肩書を利用するのではなく、無名の芸術家として戦うべきだったのではないかと思います。ただそれができるほどの才能ではなかったから、少年Aであるということを全面に出しているのかもしれません。

3.語学
 3-1.ラジオ英会話
  今週はスペシャルウィークです。Excuse meの使い方は中々面白いなぁと思いました。私も初めての海外旅行のとき、Excuse meと言われて何か声をかけられたのかと勘違いしたことがあります。やっぱり言葉は生き物ですから、実体験で学ぶしかありませんね。
 3-2.入門ビジネス英語
  今週の大きなテーマは信頼関係を築くことだったと思うのですが、文化や会社の違いを越えて信頼関係を築くのは難しいなぁと思います。特に今の仕事も、今まで通りのやり方ではまったく信頼関係の構築に繋がっていないので、その職場や上司に合ったやり方を模索していこうと思います。
  I'd be interested to hear more about that. もう少し詳しく聞かせてほしいですね。
  Thank you for sharing your thoughts. 考えを共有してくれてありがとう。
 3-3.英語ニュース
  今週も移民問題の話題で持ち切りでした。特にハンガリーでの足止め事件は大きな問題になったと思います。ヨーロッパの地図をみて思うのは、実はシリアもリビアもヨーロッパと近いんだなぁということです。九州から北海道程度の距離しかありません。例えば北海道にロシアが攻めてきたら、九州ぐらいまでなら現実的に逃げることはあるだろうなぁと思います。でも彼らの生きる気力というか意志は強靭なものだなぁと思います。

それでは、また来週。

第九十三回目のブログ

2015-09-02 01:15:49 | 日記
根室市 和田屯田兵村の被服庫

 
 最近毎日天気が良くて清々しい気分になります。夏の間は余り姿を見かけなかった鹿が最近道路沿いによく見かけるようになりました。秋は冬の前にエサを沢山食べなければならないのか、人里近くまでやってくるようです。普通にいる分にはまったく問題ないのですが、時折飛び出してくるので、それは注意しないとなぁと思います。

1.仕事
 最近、本当に今の仕事に希望が見いだせていなくなっています。何が最大の原因かというと、自分の創造性を発揮する余地が極めて少ない仕事だからだと思います。勿論工夫次第ではできなくはないのでしょうが、大部分において、別に定型的にやることを定型的にやっていればいいという側面があります。まぁ安定性を求めてこの仕事に転職したのですから、安定性と創造性は多少トレードオフ関係にあるとも言えるので、わがままな部分もあると思います。ただ安定しつつ自身の創造性を最大限に発揮できる仕事も勿論あると思うので、その方向に向けて舵をきらなければならないと思います。そのためにも、仕事は仕事と割り切って最低限のことを効率的にこなす。一方、そのため生まれた余暇を、自分の目標に向けて積極的に使う。このサイクルをきちんと作り上げたいと思います。最悪なのは、変に今の仕事の中で頑張って、ストレスだけをためて、そのストレスで自分の目標も台無しになるというパターンです。そうはならない様に、きちんと自己管理していきたいと思います。

2. 芸術
 2-1.スケッチ・油絵
  普通に見るとぼろい小屋で、専門的に見てもぼろい小屋であることは間違いないのでしょうが、唯一の現存する屯田兵の被服庫らしいです。実際にあった所からは多少移動されているようですが、北海道開拓の村のように完全に博物館の収蔵品化していないだけ、野趣があり当時の雰囲気も感じやすいものになっています。何の装飾性も芸術性も感じませんが、少し離れて原野に立つ姿は何とも言えぬ味のある建物です。
 2-2.進捗状況
  今年度の芸術計画を再構成しまして、かなり余裕のあるプランにしました。仕事や勉強がある以上、どうしても芸術活動は後回しになってしまうのでこれくらいの余裕のある計画設計が妥当かなと思います。一応これに沿って行いつつ、時間のある時は極力前倒しを心がけて行動したいと思います。芸術活動はどうしても規則的定型的に行えるものではないという側面があるので、そこをよく考えて実行したいと思います。
 2-3.時事イラスト

  株価の変動がなんかすごいことになっているなぁという感じがします。激しい上昇下落を繰り返していますが、ただ全体的には下落基調なのかなぁという気がします。まぁ中国経済が調子がよくないのが大方の原因なのでしょうが、動きが激しいということはそれだけ損益が発生するわけですから、投資家が狙ってやっているのかなぁという気もします。まぁ、経済のことはよく分かりません。

3.語学
 3-1.ラジオ英会話
  仕事に関するダイアログですが、参考になりそうな気もするしならなそうな気もします。workoutみたいな単純だけど表面的な意味と一致しない単語をきちんと覚えていきたいなぁと思いました。
  He can't take any time off from work. 仕事を休むことが全くできないんだ。
  My career was going nowhere. 僕の仕事は行き詰っていたんだ。
  You've got a lot on your plate. やることが山ほどあるんだね。
  the elevator isn't working! エレベーターが動いていないわ!
 3-2.入門ビジネス英語
  Active listeningの話が出てきましたが、全くその通りだなぁと思いました。話し上手より聞き上手の方が組織で仕事をするうえではたいせつなのかもしれません。
  Could you be a little bit more specific? もう少し具体的に説明してもらえますか?
  Now I understand your concern. やっとあなたの心配事が分かりました。
 3-3.英語ニュース
  オーストリアのトラックの中で、70人以上の移民の遺体が腐ってぐちゃぐちゃになっているというニュースを聞き、一体世界はどうなっているんだと思いました。ただよく考えると、普通に世界の何処かで起こっていることが、突然先進国の一都市に姿を現したに過ぎないのかもしれません。一昔前なら難民が発生しても周辺諸国が対応に苦慮するで済んだのでしょうが、高度グローバル社会では難民自体の移動範囲も当然広がり、問題を実質的にも世界レベルで共有しなければならないのでしょう。ヨーロッパ内でどう負担をシェアするのかが議論されているようですが、一番いいのは紛争地帯を安定化させることに他ならないと思うのですが…。

それでは、また来週。