2025年に向けて

2020年に自分の目標を達成した私が、新たな人生に向けて頑張るブログ

第百五十八回目のブログ

2016-11-30 15:11:26 | 日記
根室市 初田牛駅
 
 さて12月にはいり、まずは花咲線制覇の旅です。半分ほど描き終わっているのですがどんどんと駅が廃止になるようで、そもそも花咲線自体の存続さえ怪しくなっています。そしてこの初田牛駅も廃止が決まっているようです。寂しいと言えば寂しいですが、そもそも誰も乗らないのだから当然かもしれません。秘境駅だからと惜しむ声もあるようですが、発展期と衰退期の間にたまたま沫の様に生まれたのが秘境駅と考えれば、沫の様に消えるのは当然と言えるでしょう。今日は12月にしては暖かかったので(と言っても5度ですが)外でスケッチしました。本当に誰が降りるのだろうと思うような駅でした。

Ⅰ.就職
 1.専門性
 前職と今の仕事を比較すると、前職は仕事自体はとても楽しかったですが、組織自体が不安定でいつ倒産してもおかしくありませんでした。一方今の仕事は仕事自体は非常につまらないというか、自己実現につながらないものですが、組織自体はとても安定していて倒産や解雇されることは殆どないと思います。安定あっての仕事なのでそういう意味では転職に意味はあったのですが、しかし今の仕事を一生続けるというのは幾ら楽でも拷問に近いものがあります。よって次に目指すのは仕事にやりがいと自分の成長を感じられるものでありつつ安定した組織に属することです。前の仕事は組織が小さく自由に行動できたので仕事が楽しかったという点は二律背反なので両立不可能ですが、そうでない部分は十分両立可能のはずです。あと1年。死に物狂いで頑張るしかないでしょう。出来れば今度は九州あたりで働きたいものです。
 2.語学
 Some people said you should put aside your pride for employment. I don’t think so. Of course, bad pride brings so many problems, but good pride makes bright future. If you don’t have any self confidence as pride, you will lose every things or don’t challenge. So what is the bad pride? Maybe pride not accompanied with ability is the bad one. I can’t believe normal people have pride without ability. And then I dislike people doesn't want to improve themselves. Do you think I have pride of myself? Of course, Yes!

Ⅱ.芸術
 1.絵画
新しく芸術計画を刷新し、来年の11月末日までの目標を定めました。油絵はあと3作品仕上げなければなりません。10号程度の作品ばかりにするつもりなので十分可能ではないかと思います。特に試験勉強期間に入ると油絵のような頭を使わず腕だけ使う芸術活動は、比較的楽かなと思います。また日常業務化しやすい芸術分野だと思います。1年後に後悔しないように頑張るしかありません。
 2.漫画
漫画部門だけはどうも上手くいきません。その理由は簡単で、漫画を描くのはアイディアも資料集めも取材も莫大な時間がかかります。別に適当にやればいいじゃない…と言われればその通りなのですが、性格上ゆるさなのと、それだけの技術が自分にないということも大きな理由です。ただそれは楽しさとも言えるのですから難しいです。とにかく第一弾で取材もなにもいらない漫画を適当に描くというのをやってみるべきなのでしょうが、果たして新芸術計画のように上手く3作品仕上げていけるか、乞うご期待です。

Ⅲ.今週の一枚
  キューバのカストロ議長が亡くなりました。歴史上の最後のカリスマと言えるのではないでしょうか。現代史では色々な人物がいますが、ヒトラー、チャーチルレベルの歴史上の人物は生まれていない気がします。なぜでしょう。オバマ大統領とかビンラディンとか、それなりにカリスマ性のある人物がいることはいるのですが、世界が横に広がりすぎたのか、個人の情報が大量に共有されカリスマが生まれにくい時代になったのかわかりませんが、存命のカストロレベルの人物を私は知りません。彼の評価も善悪分かれる部分があると思います。共産主義も結局は思想弾圧しないと支持を維持できない程度のものだったのかと言われればそれまでです。最終的に資本主義に勝てなかった訳ですから。しかし今、資本主義の矛盾が吹き出す中で、ポスト共産主義の思想を打ち出すカリスマが現れないとは言えないでしょう。

第百五十七回目のブログ

2016-11-23 23:28:57 | 日記
浜中町 湯沸灯台
 
 北海道での屋外スケッチは12月に入ると中止にするので、今回が今年最後と意気込み、今季最大の寒波がくる中外でスケッチしました。風も強く気温も氷点下の中、何とか下書きを終えて色を塗り始めようとしたとき、何と水で溶かした水彩絵の具が固まっていくのです。最初何が起きているのか分からなかったのですが、恐らく気温が低すぎて水を入れた瞬間シャーベット状になってしまったのでしょう。さすがにこれではスケッチはできません。泣く泣く諦め、色は家で塗りなおしました。

Ⅰ.就職
 1.専門性
 不動産鑑定士試験の結果が送られてきました。個人的にはもっと出来ているものかと思っていたのですが、正直最低レベルの成績です。ここからどうやって合格点まで持っていけばいいのか、難しい課題です。鑑定理論で各70点、教養科目で各55点獲得するというのが妥当な選択肢なのかなぁと思っています。教養科目といってもかなり奥の深い科目ばかりなので深入りはせず、効率的に得点を取るよう努力したいものです。TOEICも日曜日に受験してきましたが、900点突破は愚か、800点台ももしかしたら厳しいかもしれません。やはり受験前に模試でも受けて時間配分を考えておくべきでした。特に新制度になっているため、今まで通りにはいきません。果たして実際は何点か。楽しみなところです 。
 2.語学
 I think human has the self-cleansing action. Latest one was the world war2. If people didn't develop medical measure, Ebola virus would become biggest risk for our society. I think the gap and protectionism are great risk now. Japan can’t survive in protectionism because we don’t have natural resources. Japan has motive to occupy another country for resources potentially. So neighboring countries have sense of danger every time. If world shifts into protectionism in earnest, we should choose correct leader for our bright future.

Ⅱ.芸術
 1.絵画
今まで通信講座を申し込んでも終わらない率90パーセントだったので、とにかく今後は、休日は1日1講座、平日も2日で1講座を終わらせなければなりません。とすると今後は芸術に使える時間は本当に限られてきます。その中で絵画部門と漫画部門という2部門を回す訳ですから、並大抵なことではないでしょう。いかに上手くやるのかは大変なことです。空いた時間を上手く利用する力を身につけなければなりません。
 2.漫画
秋葉原事件の犯人、加藤智大に関する本を読んでいて、派遣労働のような誰でも代替可能な仕事をしていることに嫌気がさしたことが動機の一つと書いてあったのですが、よく考えると、純粋な意味での代替不可能な仕事というのは天才的な芸術家とかカリスマ的な政治家ぐらいではないでしょうか。ただし代替可能性をあまり意識しなくてもすむ仕事というのもあります。例えば自動車の営業。信頼できる担当の何々さんの薦めだからこの車にする・・・とか、ある程度の人間関係を基礎に成り立っています。あとは学校の先生。○○先生だから相談する。○○先生の授業はわかりやすい・・・みたいに。しかしだからと言って代替不可能なわけではありません。担当の何々さんからでなくても同じ自動車は買えるわけですし、○○先生からでなくとも、同じ学習指導要領に則った授業は受けることはできるわけです。ただ、表面上は、これって誰でもできる仕事だよね・・・という気分をあまり感じなくて済むに過ぎません。ということで、私の漫画の最大の目標は、私だけが書ける漫画を描くことなのであります。

Ⅲ.今週の一枚
  震災から5年と8か月たち、津波を伴う巨大な余震が東北地方を襲いました。北海道は全く揺れなかったのですが、報道を見ていると、あの地獄の数日間を思い出しました。特に福島第二原発の冷却装置が停止したと聞いたときは、背筋が凍る思いでした。今回は被害はさほど大きくなかったので一安心ですが、もう、いつ巨大地震が日本を襲ってもおかしくないということを再認識しました。NHKの非常に感情的な避難の呼びかけが印象的でしたが、これがうるさく感じるほど風化したときに、次の大津波がくるのかもしれません。震災は忘れた頃にやってくる。

第百五十六回目のブログ

2016-11-18 16:06:20 | 日記
根室市 旧落石無線電信局
 
 最近特に日が短くなったと実感します。北海道は朝はそれなりに早くから明るいですが、午後は4時前に暗くなってしまいます。3時台で真っ暗というのは経験すると結構ショッキングな体験です。フランスで夜9時になっても夕日というのと同じぐらいの衝撃でした。さて、今回は珍しく暖かく、穏やかな気候の中スケッチが出来ました。以前描いた電信局ですが、もう一度描きたいと思い、今度は正面から描いてみました。そしてついでに中も探索しようと懐中電灯まで持っていったのですが、以前は空いていた入り口は閉じられており、どうも管理はきちんとされているようです。

Ⅰ.就職
 1.専門性
 現代日本の自由に関する前提は「人々の自由を守るための決まり」であって「決まりあっての自由」ではないはずです。「憲法のこって国滅ぶ」ではないですが、これだけ変化の激しい時代にあっては決まり事はとても可変的だと思います。道徳の本に載っていた「うばわれた自由」という話を読んで思いました。王子が「狩りをしてはいけない」と言われている森で「俺は自由に狩りをしていいんだ」といいはり、結局そんな身勝手が災いして投獄されてしまうという話です。つまり自由は規律を前提とするという教訓なのですが、規律そのものが合理性がなかったり時代遅れになっていた場合、それを変えることは身勝手ではなく自由な行為の結果等だと思います。道徳が将来教科となるそうですが、普遍的だと思われている価値観が前提でない社会で、こういう権威主義的な自由を教え込むことは、教育としては逆効果なのではないかと思いました。まったく鑑定士試験と関係ない話題でしたが、強く感じたので書かせてもらいました。
 2.語学
 I have studied English for about 20 years. Of course I don’t use English all day, but maybe I read or listen English one hour per day. So, I should have use English as elementary school student in USA. But, as you see, my English skill is very low. I can’t express my feeling appropriately. Maybe I must communicate with English people directly. I should learn face to face for more normal English. Well, I challenged TOEIC this weekend, but I should not aim at getting high score. Of course people can’t understand ability of first meeting person, so TOEIC score has meaning as standard. But it need accompany with real English skill on the work. I can hardly use English in my work. I must find out chance to improve my situation.

Ⅱ.芸術
 1.絵画
芸実計画を策定したものの、全く予定通り進んでいません。まぁ、芸術とは規則や規範を壊して初めて生まれるものです。芸術は爆発だというのもそういう意味を含有しているのでしょう。ただ締め切りみたいなものは間違い無く作っておいた方がいいと思います。しかし私の期限の守れなさはこのブログを見てもらえば一目瞭然です。ただそれでも目標と計画があるおかげで、何とかここまで生きてこられたことは間違いありません。油絵を独学で勉強しつつ今年度中に仕上げるという目標達成に向けて頑張りたいと思います。
 2.漫画
インフェルノという小説を読み、つまらない小説だなぁと思いつつも、結局最後のどんでん返しを全く予想できなかった自分の未熟さを感じました。やはり秘密や陰謀を上手く絡めて引っ張りながら最後でどんでん返しをするというのが読者を引きつけるいい手法でしょう。またよくこう観光地ばかりを舞台に出来るなぁと感心する小説でした。ハリウッド版、火曜サスペンス劇場のようでした。ただ観光地ばかり巡っても白々しくならないのは、筆者の知識量と話の構成のおかげでしょう。

Ⅲ.今週の一枚
  多数決の難しい問題は、意見の分かれる問題でぎりぎりの勝利をしたとき、どうするかということです。例えばイギリスのEU離脱国民投票。確かに離脱賛成派が多数を占めましたが、相当数の残留支持者がいるわけです。そうするととにかく離脱というわけではなく、出来る限り残留派の意見を取り入れ、彼らへのダメージを配慮しつつ離脱を実現しなければならないのは言うまでもないでしょう。一方、アメリカの大統領選挙のような、候補者そのものが極論を主張して当選した場合は難しい問題です。当然歩み寄りは必要なのかもしれませんが、極論だからこそ支持した有権者からは当然公約違反の罵りは免れないでしょう。しかし多数決の結果は絶対ではない、ましてや今回は得票数だけならばヒラリーの勝利なわけですから、上手く妥協していくことが必要です。果たしてトランプに支持者の期待を裏切らず国内を取りまとめる力があるのか見物です。

第百五十五回目のブログ

2016-11-11 15:05:47 | 日記
浜中町 貰人海岸
 
 11月も月初はとんでもなく寒かったですが、最近少し寒さが和らいできた気がします。とっていも10度にいくかいかないか程度ですが。そろそろ外でのスケッチも限界かもしれません。今回描いたのは貰人と書いてモーライトと読む、まるで北欧のような響きのある場所です。名前だけではなく景色も日本離れしており、広大な海岸線に巨大な波が何重にもなって押し寄せています。水彩画なので波の表現が上手く描けませんでしたが、油彩画にすればもう少しうまく波を表現できるでしょう。ロマン主義絵画のような場所です。

Ⅰ.就職
 1.専門性
 この一週間は乱れに淫られた一週間でした。基本的な流れでは週の前半は調子がよく後半にかけて駄目になっていくのですが、今週はまったく逆で、後半に向けて調子がよくなってきました。とはいってもTOEICの勉強が全く進んでいません。もう試験は来週なのですが、全くもってまずいです。ここで900点を超えることは今後のキャリアにおいて不可欠な課題です。不動産鑑定士の技術に英語力というのは想像以上に力になるように思います。ネイティブ並みとはいかなくても、ビジネスレベル英語力を身につけ、留学や海外での勤務経験を重ねていけば、確実な人生を歩んでいけると思います。将来的に都市計画に関わる専門家になるためにも、毎日のつまらない堕落で挫折している場合ではありません。
 2.語学
 Donald Trump won the presidential election in the end. It was beyond expectation. I thought Hillary becomes first female president in USA, but it has melted away. I can’t understand this result. Trump is the symbol of wealthy classes and exploits middle class. Hillary was in the politics long time but she isn’t wealthy person and doesn’t widen the gaps between rich and poor. Of course I know anger to former politics but I can't understand why they don’t anger to rich person. Are they believing it is result of ability?So mysterious.

Ⅱ.芸術
 1.絵画
あの牛舎の絵ですが、せっかくだから飾ろうかとも思ったのですが、額があまりに高く、それらなば普通に新しい画材を買いたいなぁと思ってしまいました。さて、新作の方ですが、まだ全然進んでいません。ある本で読んだのですが、芸術には描きながら構想を練るというアイディアスケッチというプロセスがあるらしいです。私も今回の作品ではそれを試してみたいと思います。元ネタは当然写真なのですが、何枚かスケッチをして、アイディアや構図を整理するとともに、本等で技法の勉強をしていきたいと思います。
 2.漫画
面白いぐらい進展していません。ほとんど出来上がっている過去の作品を読み返す元気も無いし、それを投稿する勇気もありません。なにか新しい作品を残そうにも、途中でばかばかしくなり放り出してしまいます。作家のまねして旅館にでも逗留してみれば、気分転換になり、筆が進むのでしょうか。正直、小説の執筆のためにそれをする勇気はなですが、試験勉強のためには有意義かもしれません。

Ⅲ.今週の一枚
  英文でトランプ当選の衝撃について書きましたが、ここでは彼の日本への影響に突いて書いてみたいと思います。実質的な影響というよりは、在日米軍の費用負担増加という要求を利用して、安倍首相が憲法改正につなげていきそうな気がします。そうなってくると完全に日本国内が混乱してくるわけで、それをアメリカがどう考えるのかが大きいと思います。日本が軍事大国になることはアメリカにとっても望ましいことではないと思います。経済的にはまだしも軍事的に強くなると協力だけではなく牙をむく事も当然あり得るでしょう。それがトランプアメリカにとっていいことなのか、安倍政権に取ってはどうなのか、今後考えてきたい課題です。

第百五十四回目のブログ

2016-11-07 16:30:44 | 日記
帯広市 十勝監獄石油庫
 
 わざわざ雪の舞う中、帯広までいきました。帯広は内陸のためか、本州だったら大雪、電車はすべて運休レベルの雪でびっくりしました。二年目ということもあり、昨年だったら絶対外出しないような日でも普通に遠出してしまいかなり油断が生じている気がします。大雪の中の赤レンガは絵本のようで幻想的でした。出来ることならば外に出てスケッチをしたかったのですが雪の上、氷点下近い気温でとても無理でした。今年は例年よりかなり寒いので、もう外でのスケッチは無理かもしれません。

Ⅰ.就職
 1.専門性
 50代でまちづくりに関する研究者になるとして、そこから逆算的になにをすべきかと考えてみました。研究職としての道を選択しなかった以上、実践的でかつ専門的な面で働ける場所を考えなければなりません。そして少なくとも大学院、そして留学等の経験もしたいものです。大学院は東京大学の社会人向けがあるのでそれに、留学は社会人として、休職、もしくは可能ならば制度を利用して実現したいものです。それも30代のうちが限度でしょう。そしてそういうことが出来る場所となると、やはり首都圏の公共団体に再就職するしかありません。そのためにはやはり他の人とは違うスキルを身につける必要があり、今の自分ではそれは不動産鑑定士の合格と実務経験、そして英語力しか無いと思います。よってなんとしても来年こそ不動産鑑定士試験に合格し、大手事務所に就職するとともに、英語力を実践的な面で高めていく必要があるのは言うまでもありません。こうやって人生を逆算的にみていくのはなかなか面白いものです。あくまで妄想ですが、それでも動機付けになります。
 2.語学
 At last, presidential election comes this week. I can’t predict whether Hillary or Trump become president. FBI investigation for Hillary mail server problem brought some decline of Hillary vote, but Trump has more serious problem on himself. He don’t have character as president at all. If Trump becomes president, USA will become most strange and strong country in the world. Maybe Hillary’s policy can’t bring dramatic bright future, but continuous policy is good tendency for the rest of world. Allies of USA should have the right to vote for president now.

Ⅱ.芸術
 1.絵画
中期の芸術計画もつくり、次の画題も決まっているので後は描き始めるだけです。北海道らしい風景を描きたいのですが、それは冬の極寒の景色がいいのか、それとも緑のどこまでも広がる新緑の季節がいいのかは迷うところです。地平の果てまで広がる牧草地帯のように平凡な題材ではなく、見ているうちにありありと北限の地の厳しさや雄大さが伝わってくるような絵にしたいものです。来週ぐらいから下書きに入る予定です。
 2.漫画
久しぶりに小説を描き始めました。考えている間はストーリーが思い浮かばなくても、実際に書いているうちに自分の頭の中で情景が浮かんできて、自然と話が進んでいくので面白いです。私は将棋みたいな頭を使って色々考えるよりは感覚的に行動するタイプなので、三島由紀夫のように理知的な作品は書くことは出来ないでしょうが、感性に任せて美しい作品を残したいものです。ただいつも書いているように、漫画の原作として小説を書いている訳ですから、漫画化するとどうなるのかという想像力も必要だと思います。

Ⅲ.今週の一枚
  神宮外苑のジャングルジム型の現代アートが炎上しその中にいた児童が焼死したという事件がありました。露骨に映像が残っており、生々しい悲劇だと思います。自分も建築には興味があるのですが、芸術性やデザイン性と安全性を秤にかけたとき、どうしても安全性の方に傾くのは当然だと思います。それを否定するつもりは一切無いのですが、私は芸術に関しては芸術至上主義者なので、こういう安全や経済性の関わる芸術分野には手を出さないようにしてきました。そうしないと私もこのような悲劇を作り出してしまうと思うからです。しかし、そこまで芸術性を感じさせる建築であるとは言えません。金閣寺と焼死するというのならわかりますが、これとだったら死にたくありません。