2025年に向けて

2020年に自分の目標を達成した私が、新たな人生に向けて頑張るブログ

第九十二回目のブログ

2015-08-30 18:29:39 | 日記
札幌市 旧開拓使工業局庁舎

 
 関東地方も大分涼しくなったようですが、北海道はすっかり秋…というか、私の感覚だともう10月か11月ぐらいの気温です。特に朝方は寒くて目が覚めてしまいます。これから私の経験したことのない壮絶な冬が近づいてきています。果たして生き延びれるのでしょうか。

1.仕事
 どんな仕事をしていても、ストレスというか不満は付き物です。ただ多くの場合、その不満の原因は人間関係にあるんじゃないかなぁと思います。どうして現代社会はここまで人間関係に縛られる社会になったのでしょうか。それは自由という思想のためかもしれません。自由であるということは、空白の三次元空間の中で自分の立ち位置を決めなければならないということです。ただそれも、他の自由な主体との関係性でのみ固定されるものです。このような自由がもたらした不自由という視点から、自由に価値を置き続けた現代社会を批判的に見ていくと、何か発見があるかもしれません。

2. 芸術
 2-1.スケッチ・油絵
  北海道開拓の村という、開拓期から昭和初期までに建てられた古い建物を集め野外展示している場所にある、開拓使の庁舎だった建物です。これ以上シンプルな洋風建築はないだろうと思わせるぐらい簡素な建物で、こんな感じの小規模な洋風建築が、まだ原野だった札幌の地に立ち並んでいたのかと思うと、感慨深いものがあります。また、ペンキの色が明らかに日本人の感性とは異なるもので、設計したアメリカ人が色を決めたのかなぁと思います。本当は正面から描きたかったのですが、ベンチがなかったので構図がちょっとおかしいですがお許しください。
 2-2.進捗状況
  色々と新しい目標を試行錯誤しまして、大きく二つの目標を定めました。一つ目は漫画の新人展で入選する、二つ目は都道府県レベルの展覧会に入選するです。他者からの評価に主眼を置いたという点で、かなり野心的な目標だと思います。あとはそのために今何をすべきかを考え、実行していくのみです。とにかく今は、この北海道の地から受けるインスピレーションを記録にとどめつつ、着実に作品制作につなげる習慣を作っていくべきでしょう。
 2-3.時事イラスト

  山口組の分裂と維新の党の分裂が同じとき報道されたので、何か関係あるのかなぁ…と思って描きました。恐らく関係ないでしょう。ただ一度、山口組の組長に会ってみたい気はします。きっと物凄い威圧感が放たれているのでしょう。一方橋下市長も、都構想が敗れ、引退宣言してもうやめたのかと思ったら、一応任期までは在職しているのですね。一時期の勢いは全く感じられませんが、関西地方だと根強い人気があるのでしょうか。

3.語学
 3-1.ラジオ英会話
  お盆休みのため、先週と同じ放送内容でした。
 3-2.入門ビジネス英語
  お盆休みのため、先週と同じ放送内容でした。
 3-3.英語ニュース
  タイでテロがあり、フランスのタリスと呼ばれる急行列車でもテロがありました。本当にテロの時代だなぁと思います。幸い日本ではオウム事件以来、大規模なテロ事件はありませんが、いつどこで起きてもおかしくはないんだろうなぁとは思います。ただ、北海道の何もない牧草地帯の直線道路のわきに『テロ警戒中』の看板があるのは、笑い話以外の何物でもない気がします。まぁ確かに、エゾジカテロリストグループによる自動車への自爆テロが多発していますが。

それでは、また来週。

第九十一回目のブログ

2015-08-20 03:14:11 | 日記
船橋市 薬円台公園 D-51

 
 お盆ということもあり、久しぶりに関東に帰ってきました。余りの温度差で死ぬのではないかと思いましたが、思ったより普通に適応できました。やっぱり体の作り的には本州使用のようです。しかし関東にきて思うのは、セミが鳴き入道雲が青空に伸び、夕方には寂しさを伴った少し涼しいもの悲しい雰囲気等々、典型的な夏のイメージは本当に本州特有の物なんだなぁということです。今まで暑いのが嫌いだったので夏もあまり好きではなかったのですが、改めて来てみると中々趣のある季節かもしれません。

1.仕事
 私は胡麻をするというか、人をおだてたりするのが凄く苦手です。やってみようともするのですが、かなりわざとらしくなり、かえって人を不快にしてしまいます。でも、営業職の人なんかはそういう能力が営業成績に直結するような気がします。私はきちんと正確な知識を持ち、論理的に説得力をもって説明できる人間になりたいと思ってはいるのですが、説得力というのも、相手の気持ちの如何によっては大分変ってくるものかもしれません。そこらへんのスキルって学べるものなのか個人的には疑問ですが、他の人のまねをしてみるのも一つの手なのかもしれません。

2. 芸術
 2-1.スケッチ・油絵
  関東でスケッチをしていて思うのは、やっぱり人が多いなぁということです。北海道だとスケッチ中周辺を歩いている人が多くて数人ということも多々ありますが、こちらでは常に人の流れがあるなぁと思います。私は北海道の澄んだ光に憧れてこっちに来たという面もあるのですが、本州の蒸した湿っぽい光も中々魅力的だと思いました。今回は機関車を描きました。私は鉄道オタクではないのでよく分からないのですが、汽車って大きな釜を背負って走っているようなものなんだなぁとスケッチをしていて分かりました。
 2-2.進捗状況
  芸術活動を進展させるにはどうしたらいいのかと考えると、やはり単に継続するだけでなく、それを発表し評価を得ることに主眼を置くべきだとは以前から分かっていることなのですが、中々上手く進んでいません。学生時代だと、色々なコンクールなり公募展なりがあり、目標設定が立てやすいのですが、社会人になると自分でそういう目標を探すのは中々大変です。ここは美術サークルとか、そういう組織に属することから考えた方がいいのかもしれません。ただそういうサークルがこんな過疎地帯にあるのか疑問ではあります。
 2-3.時事イラスト

  東京オリンピックのエンブレム問題ですが、デザインというのは結局印象が勝負なわけですから、例え実際にどうであろうとも、ここまで汚名のついてしまったデザインを使っていくのはやはり問題が大きいのではないかなぁと思います。極端な例かもしれませんが、ナチスのハーケンクロイツなんか、それだけで悪の象徴みたいなイメージを与える存在になっています。今の五輪のデザインだと、パクリの国日本を表象するだけに過ぎない気がします。個人的には誘致の時使っていた桜のデザインで十分だと思うのですが、どうなんでしょう。

3.語学
 3-1.ラジオ英会話
  今月からブログ上だけではなく実際に予習としてノートに記録しきちんとキーフレーズを覚えるようにしたいと思いました。今週のテーマはIndoor Jobsということで今後も使えそうなフレーズが多いと思いました。
  I appreciate your covering for Marcy. マーシーの代わりを務めていただき感謝します。
  What kind of work do you do? どういったお仕事をなさっていますか?
  We're short-handed right now. 当方、現在人手が不足していて。
  I got laid off from my job. 私は仕事をレイオフされまして。
 3-2.入門ビジネス英語
  はっきりと伝える。事情を具体的に伝える。この二つは外国人とのコミュニケーションだけでなく、普通の日本人同士でも十分使えるテクニックだなぁと思いました。私はなんともいえず曖昧な表現が多いので、その改善から入りたいです。
  I'm afraid I can't help you just this moment. 申し訳ありませんが、いまはお役に立てません。
  I could do it by 11 a.m. tomorrow. 明日の午後11時までにだったら、できるかもしれません。
 3-3.英語ニュース
  70年談話がありそれなりに注目を国際的にも集めたのかなぁと思います。ただこの社会が第二次大戦の戦勝国によりつくられたものであり、日本やドイツ等の枢軸国側が悪でそれを倒した連合国側が正義であるという基本構造がある以上、それにチャレンジするものは異端であり、基本的に評価されないのは目に見えています。今回の談話もそういうことを承知の上で、かなり微妙で間接的な表現を使いつつ、安倍カラーを何とか盛り込んだものだった気がします。個人的には民族自決を強調するのはどうなのかな、という点と、恐慌前までの日本近代史を肯定的に捉えつつその後が失敗の始まりであったという歴史観は同意しかねるなぁと思いました。私は現代社会では多民族国家が普通でありそれぞれがその中で上手く妥協してやっていくしかないのだから、理想論として民族自決を強調するとかえって混乱を深めるだけであると感じたのと、明治大正の時代の日本のゆがんだ構造こそ、結局は破たんにつながる基礎となったと考えています。

それでは、また来週。

第九十回目のブログ

2015-08-10 07:47:33 | 日記
中標津市 伝成館

 
 北海道も本州並の真夏日が数日あったかと思うと、10月半ばぐらいの寒い日に逆戻りしてしまいました。ただ北海道といっても地域間の距離が本州では考えられないほど離れているので、沿岸部と内陸にある隣町とは5℃ぐらい温度差があるとうのも珍しい話ではありません。厳しい自然と対話し生きていく…、果たして私に可能なのでしょうか。

1.仕事
 ちょっとある仕事のノウハウ本を読んでいたら「社会人って言うのは評価され理解されることが大切だ」みたいな趣旨の文章があって、私は同意しかねるなぁと強く感じました。確かに働いて誰かのためになることをするのは大切かもしれませんが、それが第一目標になってしまってはいけないと思うのです。カント哲学に定言命法と仮言命法という区別があります。前者は「何何すべし」という意志。後者は「何何のために何何すべし」という意思を言うと思います。他人から認められるためにあることをする…というのは後者にあたります。別にいいじゃない…と思うかもしれませんが、例えば老人に席を譲ると褒められるから席を譲る人と、ただ純粋に善なる意志で席を譲る人を比較すればその差は明らかでしょう。勿論ここまで純粋に行動できる人間はそうはいないと思います。しかし行動の理想としては定言命法によるべきだと私は思うのです。そしてそれは結果として自分のためにもなると思うのです。例えば人のためになるからこういうプログラムを開発するより、純粋にプログラミングが好きで好きで色々なプログラムを開発して結果としてそれが社会で認められるほうが、仕事のモチベーションも高く保てるし、より独創的で画期的なアイディアが生まれると私は思います。勿論職種による…というのもあるんでしょうね。

2. 芸術
 2-1.スケッチ・油絵
  中標津にある元々は農業試験場の本庁舎で今はよく分からないのですが、まちづくり支援施設みたいな感じで使われているようです。この白い壁と赤い屋根というコントラストは、数回前の標津町の伊茶仁教育所と同じです。白い外壁ってコントラストが明瞭に出てしまうので中々描きにくいものがあります。そういえば札幌時計台も白に赤い屋根でしたね。
 2-2.進捗状況
  良いものを創ろうとするのではなく、とにかく自分の欲求に忠実に、シンプルでいいのでとにかく定期的に作品を作り上げていく。そういう方針を取ることにしました。今まで描いてきた自分のスケッチを見ていて思うのですが、毎週必ず一枚ということで継続してきたこともあり、良い作品もあればなんだこれはという作品もあります。漫画や小説だって同じで、プロの作家だって良作もあれば駄作もあるわけですから、とにかく描き続けることが不可欠だという思いに至りました。
 2-3.時事イラスト

  時事イラスト復活を記念してソクラテスを描きました。ソクラテスは私に哲学を志させた人物の一人で、対話することの大切さを教えてくれた人物でもあります。よく相手のことをコミュニケーション能力がないと罵倒する人がいますが、それは相手がないのではなく、相手の言っていることを理解できない自分こそコミュニケーション能力がないのではないかと思います。コミュニケーションというのは相互作用なのですから。

3.語学
 3-1.ラジオ英会話
  今週は仕事に関するダイアログです。欧米は職能給だといいますが、一番能力の低い賃金さえ受容すればまったく別ジャンルへの転職も可能なのでしょうか?
  How did you get your start? どうやってそのお仕事を始めたのですが?
  I'll put in a good word for you. あなたのことを薦めておきますね。
  He took me under his wing. 彼には大変お世話になりました。
  It involves a lot of red tape. たくさんの煩瑣な手続きが伴うんだ。
 3-2.入門ビジネス英語
  私は国際ビジネスの場で活躍したいという思いはそれほど強くないのですが、ある種の専門家として国際的な舞台で一定期間働いてみたいなぁという理想はあります。そのために英語の勉強は欠かさずやってはいるのですが、道は遠そうです。
  Colud you prepare your comments by Friday? 金曜までにコメントを用意してもらえますか。
  I'd like to go through the questionnaire. アンケートに目を通したいと思います。
 3-3.英語ニュース
  ギリシアを含め欧州各国にシリアやリビアなど中東と北アフリカの移民が押し寄せているそうです。情勢の不安定化と地理的近さが原因だと思いますが、中々解決は難しいのではないかと思います。移民受け入れ問題と語ると必ず出てくるのは治安の悪化です。日本も移民の受け入れを躊躇する最大の理由はそこにあると思います。ただその前提条件として、移民に対しては本国人のやりたがらない汚い仕事を任せ、社会的地位も低位にとどめ置いて行くということが前提にあるように思えます。たとえ移民だったとしても、自分の能力に対して平等なチャンスが与えられ本国人と正当に競え会えるなら、治安は悪化しないでしょう。そういうことが上手くできていないために、欧州で育った移民がISなどに参加することになっているのでしょう。そこらへんの問題を抜きにして人道的な観点からだけ移民を受け入れないだけ、日本は正しいのかなぁとも思います。

それでは、また来週。

第八十九回目のブログ

2015-08-02 20:50:35 | 日記
根室市 北の勝酒造場

 
 北海道という土地に暮らすと、本当にここは日本なのだろうかと思うことがよくあります。水田もなく、夏になってもセミの声は聞こえず、太陽の光は弱く空に伸びる入道雲もない。少なくともドラマやCMが描く日本のイメージとはかけ離れた世界が広がっています。それでも北海道に生きる人たちは、内地から提供されるドラマやCMを見つつ、自らの存在に異質感を感じないのか、とても不思議に感じます。

1.仕事
 私は中々仕事上の人間関係を形成するのが苦手で、今一つ上手くいっていません。別に意図的にではないのですが、人を不快にする発言をしているようです。ただ個人的な考えでは、悪意によらない過失は基本的に断罪されるべきではないと思います。そうでないと、例えば全く文化の違う外国人と付き合うときなど、ちょっとしたことで大きなトラブルになってしまうと思います。悪意によらない発言は、大きな心で許容していく姿勢を、私も私の周りの人々にも持ってほしいものです。

2. 芸術
 2-1.スケッチ・油絵
  私は実は根室市が大好きです。北海道に移住してから近いわけでもないのに何回も訪れています。どこがいいのかというと、斜陽の都市という雰囲気があるからです。かつては大きく発展したのであろう規模の大きな学校や役所、商業施設が立ち並び、物理的にはオホーツク管内の中心都市という様相を備えている一方、今は寂れ衰退以外道はないといった感じのうら寂しさが町を包んでいます。そのもの悲しさを感じつつ市内を散策していると、何とも言えない気持ちになります。そんな雰囲気が、このスケッチから伝われば幸いです。
 2-2.進捗状況
  ちょっとある作品を読んで気が付いたのですが、どんな作品でも大きなストーリーをつくって、そこに肉付けしていく方が上手くいくなと思いました。私は今まで直感的に思いついたシーンを中心に物語を構成していたのですが、これだと話として完成させようとすると、その思いついたシーンだけは張り切って描けるのですが、後は行き詰ってしまいます。そこを改善し、より沢山の作品を上棟できるようにしたいと思います。
 2-3.時事イラスト
  休止中

3.語学
 3-1.ラジオ英会話
  今週はスペシャルウィークでした。OヘンリーのEnglish Theaterと年齢に関するEnglish conversation literacyから構成されていました。Oヘンリーというと高校の面接試験の会場の待ち時間で読んでいたのでかなり印象深い作品です。後者の方も、製造年月日をあまり気にしない欧米文化の鱗片を感じられとても勉強になりました。年齢に対する日本人の意識は個人的に異常な面があると思うので、こういう点は欧米に見習うべきではないかと思いました。
 3-2.入門ビジネス英語
  個人的に今年の入門ビジネスは昨年の物より肌に合ってきて気に行っています。特にビジネス文化の差、合理的説得が重視される欧米文化の紹介などはなるほど…と気が付くことも多いです。そう言えば先日のTPPの交渉で甘利大臣がニュージーランド相手に声を荒げたと言っていましたが、向うからすれば負けを認めたようなものなのでしょう。
  The yen has been depreciating against the US dollar. 円は米ドルに対して下落してきました。
  What if we change the payment terms? もし支払い条件を変えるとしたらどうでしょうか。
 3-3.英語ニュース
  謎の飛行機の破片がフランス領レユニオンで発見されたそうですが、個人的にはそのことより、フランス領がインド洋にあることに驚きました。フランス政府に勤めると、「君来年からレユニオン島で勤務だから」ということもあり得るということなんでしょうか。そういえば311の残骸がアメリカ式海岸に漂着したというニュースもありましたし、やっぱり海は一つなんですねぇ。

それでは、また来週。