兵庫県民の一人として

2008年11月12日 | 人生はメンタルだよな
このたびの兵庫県井戸敏三知事の"チャンス"発言を心から恥じ入るとともに、大震災時にたくさんのご厚情をいただいた全国・全世界の方々に、深くお詫び申し上げる次第であります。

多くの阪神間に住む人達はあの時ほど、人がこんなに非情になったり、これほどやさしくなれるということを心に刻んだことは無いと思います。

そして、多くの人達のおかげで、こうやってなにもなかったように、前のままに生活をすることができている現実があります。

その現実は、大震災の前と同じように、すくなからぬ問題をはらんでいることは否定できません。

ただ、ひと時でも人の情(なさけ)を感じた人であれば、人の不幸を"チャンス"と不用意にも言ってしまう人が、兵庫県の行政の長であることは、認められない。認めることができないはずです。

私は、次回の知事選に、成人してから一度もいったことのない兵庫県知事選に行くことを、ここに約束いたします。

そして、一時の感情であろうがなかろうが、皆がそうするからそれに付き合うのであろうが無かろうが、自分の利益のためであろうがなかろうが、似非(えせ)であろうがなかろうが

とにかく、ひとにやさしくなれること

ができる世の中になっていって欲しいものだと、心の底から願っています。