A Felicidade

2007年09月24日 | 人生は音楽である
フェリシダージ:幸せ という曲です。

こう見えて私ボサノバが好きじゃないですか

で、そのなかで、一日中聞いていても、今のところ飽きない曲がこの曲であります。

歌詞は、リオデジャネイロの貧乏人の一年一度の幸せは、カーニバルの4日だけ、という切ないものなのですが、そのコード進行がほかのボサノバとは一線を画していると思うのです。

有名な曲ですので色々なミュージシャンが演奏をしています。
今日は、iTune Music Storeで10曲ほど買ってきてCDに焼いて聞いています。

皆様には、YOU TUBEからどうぞ。そしてお時間があれば曲が終わったあとに現れるいくつかのビデオもごらんになれば、ボサノバ的空間をよりおわかりいただけることだと思います。





酔芙蓉

2007年09月24日 | 人生は花が必要。
芙蓉とは。
学名は、Hibiscus mutabilis
変わりやすいハイビスカス(ミュータブルハイビスカス)とでも訳しましょうか。

で、ご紹介いたしますのは、「酔芙蓉(すいふよう)」でございます。

朝は真っ白な清らかな花をふっくらと広げます。



昼過ぎには、ほんのりピンク色になります。



そして、夕方には濃いピンク色から紫色に近くなって一日でしぼんでしまう花です。




だんだん酔っ払っていくように赤くなっていく様が「酔」と名前になっているようですが、どうにも、色っぽい花ですねぇ。

その美しさと、短い一生を薄命美人の代表 楊貴妃 と重ねて味わう向きもあるようでございます。
楊貴妃時代の中国の美人画に描かれた髪型と芙蓉の花の形もどこかしら似たものがございます。

この酔芙蓉の花の色の移ろいを見つめながら、一日をゆったりと過ごしていくのは、粋なもんだろうなあと感じるのでございました。

「粋芙蓉」と表してもよさそうですね。