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紀州鉄道:和歌山県御坊市

2010年12月26日 | 人生は旅である。
日本最短のローカル線の「紀州鉄道」のある、和歌山県御坊市に行ってまいりました。

紀州鉄道 株式会社のwebサイトによりますと。

御坊臨港鉄道は国鉄御坊駅から市街地を通り、日高川河口の港まで敷設されました。当時、阪神地区や東京への物資の輸送は海上交通が主体で、日高川河口はその拠点でもありました。
昭和五十九年から貨物輸送を廃止。さらに平成元年には、西御坊駅から日高川駅間が廃線になりました。

とあります。

写真は、その廃線なった「日高川駅」あたりに残っている踏切信号です。

wikipediaのよりますと、紀州鉄道株式会社は、基本的には不動産会社であり、鉄道鉄道事業はある種シンボル的な位置づけにあるようです。
したがって、この写真にあるように廃線になったもう使わない踏み切り信号を残しているのも、「鉄道会社が不動産業をしている」というイメージ作りのものなんじゃないか、と感じます。

近くには、赤茶けた線路も放置されていて、映画のロケ地にできるんじゃないかと思えるくらいにおもむきのある街です。

下の動画は、今は終点になっている西御坊駅から発車するキテツ-1車です。
この駅は、三角屋根の小じゃれた駅舎で、御坊臨港鉄道が開業した昭和初期の大正モダニズムの流れを受けたものだと思われます。

時間が止まったような、といえば暮らされている方には失礼ではありますが、昭和的懐かしさを越えた、日本の近世の香りのする沿線でありました。



阪急北野線跡を歩く:梅田茶屋町

2010年12月22日 | 人生は旅である。
「阪急北野線(きたのせん)とは、大阪府大阪市北区の梅田駅から、淀川手前の北野駅までを結んでいた阪急電鉄の軌道線である。」
とwikipediaにはありますが、終点の北野駅は今の阪急電鉄本社と茶屋町アプローズ北側の旧阪神北大阪線が走っていた道路あたりのようですので、淀川までは、歩いてもちょっとあります。ま、手前と言えば手前ですが。

それはそれ、本日は、阪急梅田駅から北野線の跡をたどって、北野駅あたりまで歩いてみました。

メインの写真に上げたのは、現在の阪急梅田駅です。もともとはJRの高架の南側にあって、駅のホームを囲むように阪急百貨店が建っていました。少し前まで、百貨店の広いコンコースとして、往時を忍ばせていましたが、2012年のグランドオープンに向けてすっかりと建てかわることですので、確かめることもできなくなると思います。
この写真のゆるい左カーブの道に沿って阪急北野線が敷設されていたと言うことです

さて、歩を進めますと阪急電鉄本社のビルに突き当たります。

ここで、道が微妙な三叉路になっているのですが、左道はガードに潜り込むように続いています。一方右に分かれる道は、幅もそのままで、この道が阪急北野線の跡だと考えられます。

阪急電鉄本社ビル沿いに右道を進むと、阪急中津駅から天神橋筋六丁目に続く道に出ます。この道こそ阪神北大阪線が走っていた道であります。


阪急北野線は、路線距離800mと短い間に、茶屋町駅 と終点 北野駅があったといいますがそれはどのあたりなんだろうと、うろうろしていたら見つけました。

まさに、阪急本社前に阪急バスの"ちゃやまち"停留所があります。
そして、旧北野駅付近には、阪神バスの"北野"停留所がちゃんとあります。

阪急今津線が過去に阪神本線と線路がつながっていたのと同じように、阪急北野線の跡も阪急電車と阪神電車の深い関係を伝えているようです。

ところで、北野という地名はこの中津-茶屋町-鶴崎-豊崎-中崎の地区から、消えているようなのですが、どこ当たりを示すのでしょうか。そして、なぜ北野と言ったのでしょうか?疑問は残ります。

冬の準備:KOBEルミナリエ2010

2010年11月25日 | 人生は旅である。
11月も下旬になると、年賀状の準備とか、年末セールとか、年末決算とか、何かと冬に向けての準備で気ぜわしくなってきます。

そんな中、神戸市内では今年も神戸ルミナリエの準備が行われていました。(2010年11月20日撮影)

阪神淡路大震災の年の冬から始まったことから、震災犠牲者への鎮魂のイベントとして位置づけれれていますが、個人的にはそれは、1月17日にするべきで、12月の神戸ルミナリエは、1年の終わりに新年へのむけての"感謝と希望のイベント"として、受け止めてほしいな、と主催者意向にお構い無く考えています。

今年の神戸ルミナリエについては、稚拙な文章ですが下をご参考にしてください。
毎日.jp はばタンと学ぼう:ルミナリエの季節だね
ちなみに、ページには、はばタンはいません。


冬の準備、始めていますか?

今年の紅葉:鷲林寺(じゅうりんじ):兵庫県西宮市

2010年11月23日 | 人生は旅である。
今年は、ひどく暑いそして長い夏でありましたが、おおかたの予想通り11月の半ばを超えてからストンと気温が下がって、勤労感謝の日を中心とした11月下旬には、関西地方は素晴らしい紅葉があちらこちらで楽しむことが出来るようになっています。

ちなみに今年2010年は、年明けの冬は寒く長いものであった件についてこの駄blogのエントリーにもあります

暑い夏には汗を流し、寒い冬には身を震わせ、春と秋には移ろう日々に心を揺らす。

それが、日本の季節の楽しみ方であります。


さて本日は、兵庫県は西宮市にあります。高野山真言宗 六甲山 鷲林寺(じゅうりんじ)へお参りしてきました。
山号(さんごう)"六甲山"とありますように、阪神間に東西に伸びる六甲山系の東部にあり、弘法大師(空海)が開かれたお寺だといいます。縁起については、webサイトに詳しく書かれています。

こちらは、近畿地方が冬型に入る頃六甲おろしが山から降りてくる場所にありますので、西宮市内でも特にきれいな紅葉が楽しめるところでもあります。




今年の紅葉、楽しまれていますか。