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JR福知山線脱線事故 運転手の責任は?

2005年06月25日 00時03分17秒 | 公明党&創価学会
事故から1ヶ月以上が過ぎ、福知山線の運行が再開された。
人の噂も49日という話があるが、現在はJR西の責任問題と今後の対策に関心が移っている。
確かにJR西の体質には極めて問題があり、責任追及と体質改善を行うべきである。

一方逆に運転手や車掌の責任問題についての報道は全くなくなってしまった。
インターネット上でもほとんど書かれたものがない。
運転手は日勤教育に象徴されるような職場環境にあったため、彼は被害者であるような報道になっている。
本当にそれでいいのか疑問が残る。
運転手の責任問題に言及するにはなかなか勇気がいるが、事故の本質を見るためにも、JR西の責任を考えるうえでも避けて通れない。
彼は事故直前、始発駅で2度ミス(赤信号無視、オーバラン)を起こし、事故手前の伊丹駅でもオーバランしている。あげくにオーバーラン距離を短く申告するよう車掌に要請。
また記事によると、運転士になって1カ月足らずの昨年6月8日に約100メートルオーバーランしたが、日勤教育のなかで、上司にオーバーランの状況報告を求められた際、「前駅で子どもたちの団体乗車があってドア扱いに手間取り、出発が定刻より十数秒遅れた。その回復運転をしていてブレーキタイミングを誤った」と説明した。 ところが、矛盾点が多いため、上司が追及すると「考え事をしていてブレーキをかけるのが遅れた」と説明を翻したという。
管理を強化すると嘘をつく奴が出てくるのは良くあることだが、運転中に考え事をするとか、赤信号を見誤るとは、それ以前の問題だ。これじゃJR西の体質が直っても事故は無くならないということだ。プロ意識はどこへ行ったのか。あぶなくて、これでは電車に乗れなくなる。

死んだ人のことを悪く言わないという日本人の文化がそうさせているのかも知れない。
あるいは死んだ運転手と関係の深いある勢力が圧力をかけているのかも知れない。
しかしながら全く運転手に責任がないわけでないことだけは事実だ。
ただ今後は生き残った車掌の責任問題は残る。
事故調査委員会や警察が今後事故の詳しい調査と報告を行うだろう。発表はかなり先になると思われるが、我々が驚くような新事実が出てくるだろう。また関係者の処分をどう下すかも注目される。


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