原発の再稼働を許すかどうかで、未来と維新が大混乱、発言がころころ変わる。
お互いに相手の変節を批判し激論になっている。
現実論として、規制委員会で安全性の確認できたものは再稼働であり、その後、代替エネルギーにより、原発をなくしていく。
また使用済み核燃料の処分方法も確立する。
と言う方法以外にない。
嘉田も橋下どちらも本音は上記の考えだと思うが、ポピュリズムに走りすぎている。
衆院選2012 未来が公約発表 橋下氏「バナナたたき売り」(産経新聞) - goo ニュース
以下のフジサンケイの記事とか、朝日新聞の記事とかに誤り多し。
この程度の事故や集中工事などで、迂回することは良くあることだ。
長期化する場合、「抜本対策」と書いているが、それほど大袈裟な対策ではない。
朝日新聞では「頭を抱えている」とまで書いている。
出発時間を早めたり、東名阪や信越道などに迂回するだけだ。
記者は最初に物流混乱ありきで記事を書きたかったのだろうが無知を露呈した。
他の記事では、もう少し正確に書いている。
一番物流会社が恐れているのは、全国でのトンネル緊急点検だ。
大規模な点検そのもので、渋滞が出る。しかしそれはたいした問題ではない。
一番問題なのは点検で危険個所が多数見つかることだ。(時事通信の記事参照)
それで高速道路があちこちで閉鎖になると影響は大である。
でも現実的な問題としては、やはり観光への影響。
年末年始までに通行止めがなくならないと厳しいだろう。
以下は無知を露呈した記事。
中央道トンネル事故 物流に打撃、代替ルート選定急ぐ(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース
以下の記事は緊急点検の記事。
(抜粋)
つり天井板を使った構造の全国49本のトンネルを緊急点検するよう通達を出した。対象は24都府県の高速道路や国道などのトンネルで、12日までに報告を求めている。
全国トンネル49本点検へ=つり天井板、高速道や国道―自治体管理分も調査・国交省(時事通信) - goo ニュース
選挙の争点は経済対策と実行力・解決力になりそうだ。
原発、領土問題、TPPそのものはたいした争点にはならない。
原発は技術論として現状維持も完全廃止も不可能だから。ある意味なるようにしかならない。
また、領土問題は憲法改正なって時間がかかるだけで効果はない、当面は強い意志と紛争の解決力を求められている。
TPPも参加しないという選択肢はない、日本だけ孤立するわけにはいかない。
ただし、反原発支持者(どちらかというと左翼)、国防力増強支持者(どちらかというと右翼)、TPP猛反対の農協一派(利権主義者)は必ず選挙に行くので、投票する人の間では攻防になるだろうし、勝敗を分けるかも知れない。
そういう意味では組織票がものをいう。
今のところ、自民党が圧勝するものと見られる。
問題は安倍。
安倍では政権を取っても半年も持つかどうか。
また自公で過半数が無理だから連立になるが、連立を組むのに時間がかかるので、次期政権発足は年明けという話も出ている。つまり野田首相が来年まで続くという話。
また連立の過程で、安倍外しがあるかも知れない。
民主党は、それを狙っている。
今回ほど混乱する選挙はない。
1400人超が出馬へ=衆院選、12党乱立の激戦【衆院選情勢】(時事通信) - goo ニュース
以下の記事を見ると唖然とする。
まさに素人集団、維新の会は政党すら維持する能力がない。
まして政権を担当できる能力はない。
結局、自民党に貢献する数だけ頼みの政党に成り下がる。
(記事抜粋)
地域政党「大阪維新の会」を母体とする日本維新は、大阪の党本部の常勤スタッフがまだ4、5人しかいない。
公認候補の半数にあたる約80人はこれまで選挙運動にゆかりがない「完全に選挙の素人」(維新関係者)だという。大阪維新所属の地方議員らを総動員するなどして、選挙態勢を組んでいるものの、膨大な事務作業に追われ、発表資料のミスや手違いも多い。
例えば、公認候補発表の際のリストで性別や氏名の漢字を間違っていたり、記載していた候補者の携帯電話が別人の番号だったりしたことも。公約発表の日時なども変更が相次いでいる。
維新ドタバタ、綱渡りの擁立策…公認辞退が続出(産経新聞) - goo ニュース