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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

ジャパニーズボブテイル

2021年01月23日 | 日記
ジャパニーズボブテイルは、アメリカ人が、日本から短尾のネコを何匹もアメリカに持ち帰り、交配を続けて、純粋種(短尾同志の交配から、必ず短尾がうまれる)に仕立て上げた新猫種です。

短尾のネコは、野生のボブキャットと同じしっぽということで、ボブテイルキャットと呼ばれています。

日本には、昔から化け猫伝説があり、尾が二股に分かれているネコが化け猫になると言われていました。このため、二股の尾になれない短尾のネコが好まれたのです。

日本での短尾に関する品種改良は、迷信に基づいて行われたともいえます。このため、日本には昔から短尾のボブテイルの猫がたくさんいました。家にいまエサをもらいに来る、野良のクロタンも短尾です。短尾ですが、いわゆる”ぽんぽん”の短尾ではないです。

欧米の人たちは、家畜との付き合いが長く、動物の品種改良はお得意です。日本から持ち帰ったジャパニーズボブテイルの基になったネコは、改良を重ねて、ぽんぽんの短尾のジャパニーズボブテイルという新しい品種になったのです。

ところで、アメリカンボブテイルという品種もいます。これは、一説によると野生のボブキャットという野生のネコと普通のネコとを交雑してつくったとも言われています。最初は繁殖がうまくゆかず、試行錯誤の後(たぶんそのころ、日本の短尾種もアメリカに入っていたので、それを混ぜ合わしたのではないかと類推しますーこれはあくまで私の自己類推ですが)アメリリカンボブテイルが完成しました。写真は載せていませんが、ジャパニーズボブテイルそっくりです。


アメリカで作出されたジャパニーズボブテイル(写真は、ねこのきもちweb magazineより)

日本では、アメリカほど新品種をつくるのに熱心ではないので、日本では新品種がつくられることは今後もないでしょうね。ニホンネコってけっこう世界で人気があるのですけどね。

いずれにしても日本のボブテイルはアメリカのブリーダーのおかげで、世界的になったという話です。





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