
毛づくろい中のちゃーちゃん
テレビに出てくるネコで、毛づくろいをした後、舌を出しっ放しにしているネコがいます。
ペルシャ猫は短頭種といわれ、鼻ぺちゃで、口先が短いため自然に舌がでてしまうことが多いそうです。また、門歯が小さいネコは、口を閉じても舌が自然にでてしまうネコもいるそうです。
門歯もふつうで、短頭種でもないのに、舌を出しぱなしにしているネコがいます。このネコは、毛づくろいを夢中になってやり、舌が疲れてしまって、舌をしまい忘れているのです。
ふつう、舌を出していたネコも、舌を出す必要のないときは、反射的に口にしまわれます。しかし、夢中になって毛づくろいをしてしまうと、この反射が効かなくなって、舌をしまい忘れるのだそうです。
ネコの舌はとげとげのクシになっているので、毛づくろい中は抵抗も大きく、やはり使いすぎると疲労困憊になって、舌を出しっ放しになってしまうのです。