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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

タイとシャム

2021年01月05日 | 日記


ネットに気になる記事がでてました。

「ズーッとシャムだと思ってたネコがタイだった」という記事。

”ネコの図鑑を見ていたら、シャムと出ているネコの写真は、ずーっとスレンダーで脚が長く、スマートで耳が大きい。一方のタイはうちでシャムと言っているネコだった!?うちのネコはシャムじゃなくて、タイなのだ!”

これは、シャムネコの歴史を知らない方の早とちりです。図鑑も間違いです。
もともとシャムは、タイ王室の門外不出の持ち出し禁止のネコでした。
それをイギリス人がこっそり盗みだし、イギリスやアメリカでシャムネコにいろいろ掛けあわせて、オリエンタルというスレンダーなシャムの特徴を持つネコを作り出したのです。

ねこの品評会では、圧倒的に欧米の協会が権威をもっていますので、しだいにオリエンタルのシャムタイプが、これが本来の正当なシャムと言い出したのです。
そして、本家のシャムをタイと名前を変えてしまいました。盗んだ上に自分の方で改良したネコが正当だ!といつもの欧米流のパターンでやっているのです。

シャムは、だれが考えてもタイ王室が作り出したネコなのです。丸顔の足の短い東洋的という意味で、本来のシャムネコをトラッドスタイルと呼んでいるみたいですが、まさに伝統的(トラッド)なシャムネコなんです。タイなんて名前で呼ばないで欲しいです。図鑑も改訂して欲しいですね。