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シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

ネコの社会性

2020年08月30日 | 日記


ネコの先祖は、単独生活者であったので、ネコは基本的には社会性はイヌほどありません。イヌと人間は社会性の動物で、群れで暮らし、その中で上下の秩序が守られています。群れで暮らすためにはやはり上下関係のルールなどがはっきりしていないと混乱します。

しかし、ネコは単独生活者だったので、他のネコの縄張りを侵さないとかのルールさえ守れば、人間の若い男女の独身生活者みたいで気楽な一人暮らしだったのです。

イヌや人間に比べれば、確かにネコは自由気ままで、他者に気を遣って生きる必要はありませんでした。ですので、「ネコには社会性がない」という人もいますが、ちょっと待ってください。単純に決めつけないでほしいです。

うちのちゃーちゃんを見ていても、意外と社会性があるのです。人間と仕方なく?暮らしていて、なるべく摩擦を避けるように、ネコなりに気を遣って居るのです。

うちではえさをやるとき、食べる前に「おすわり」「お手」をやらせています。お腹がぺこぺこの時は、「どうでもいいから、早くして!」という感じで急いで座り、手を差し出します。ところが、あまりお腹が空いていないときは、けっして、おすわり、お手はやりません。「ふん!」なんていう感じで、どこか行ってしまいます。しかし、お座り、お手をすると言うことは、飼い主とのよい関係を維持したいと思っているわけです。これは社会性があると言うことになりませんか。

多頭飼いをしている方の話では、ネコ同志かなり気を遣い合って、うまくやって行こうと努力しているといわれます。つまり、単独生活者も状況が変わってくればそれに合わせて自分も変えてくるのです。

ネコを多頭飼いをすると、ネコ同志で、上下関係、いろいろなルールをそれなりに作って行き、なるべくうまく暮らして行こうとするわけです。ですから、ネコは状況に応じて社会性のある行動を取れるのです。

一概に、ネコは社会性のない動物だ!とは決めつけられないのです。私は、ネコと暮らしていて、生活が円滑に行くように、かなり気遣いしてくれるちゃーちゃんを見ていて、「ネコってけっこう社会性があるじゃん!」と思っています。たぶんみなさんもそう感じていらっしゃると思います。