「樹液に来る虫たち」・・・なんていうタイトルで子ども向けの昆虫図鑑には、カブトムシ、クワガタムシ、カナブン、オオムラサキ、オオスズメバチ・・・・などのスターがいっぱい出てきます。
これらの虫を見たり、採集するためには、自然の豊富な田舎に行かないと無理です。
私も子どもの頃は、毎年、夏休みに両親のそれぞれの実家の「いなか」にゆき、これらの虫を採集して、すごくうれしかったことを憶えています。
東京の住宅地には、公園はありますが、樹液がでる木があっても、カブトムシやクワガタムシは滅多にみられません。いやほとんど見られないと言っていいかもしれません。
ところが、よく散歩に行く公園に、樹液がでる木があり、その木をよく見たら、カブトムシやクワガタムシ、オオムラサキなどは居ませんが、シロテンハナムグリ、カナブン、ゴマダラチョウ、ヒカゲチョウなど、野球で言えば、2軍の選手たちが、たくさんいたのです。
ゴマダラチョウとシロテンハナムグリ
カナブンとシロテンハナムグリ
オオスズメバチとシロテンハナムグリ
シロテンハナムグリの色違い
正直、驚きました。自宅から歩いて行ける距離のところに樹液のでている木があり、そこにけっこう虫が集まっていたのです。東京でこんな写真が撮れるとは長い間思っていませんでした。
この新発見は、私にとって大ニュースです。ひとりで興奮しています。笑