ニャンコだいすき!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
シャムネコ大好きの「わがはいはネコである記」

なによ!やるの!怒ったわよ!

2020年01月16日 | 日記
子どもの頃ちゃーちゃんです。

まだ体が小さいのに、怒って体を大きく見せようとしているところです。
なかなか眼力がありますね。(親ばか)

猫もライオンもネコ科ですが、大きさがずいぶん違います。
それは獲物が違っていったからです。
ライオンはネコ科の先祖から、草原に出て、大形の草食獣を狩るために体が
大きくなっていったのです。ライオンの大昔の先祖は猫と同じくらいだったのです。
草原の大きな草食獣に合わせて体が大きく進化して行きました。
一般的に、森林生のものは体が小さく、草原生のものは体が大きくなります。
カバも森林生のコビトカバはちいさく、草原に出たカバは巨大化しています。
キリンの先祖オカピも森林生で小型の草食獣です。
草原生のキリンはご存知のとおり、とんでもなく巨大化しています。

猫は、もともと森林生で、小型のネズミや小鳥を主食にしてゆきました。
このため、すばしこく、こまめに動ける肉食獣になってゆきました。
でも、気位はライオンと変わりません。飼い主の私に向かって、
少しでも体を大きく見せて小さなライオンのように威嚇してきます。
ネコ同志のケンカでもこのように、毛を逆立て、背中を丸めて威嚇し合います。
猫のけんかは、本当のケンカになることは少なく、
威嚇しあうときに、相手の実力を見極め、弱い方がケンカになる前に逃げます。

しかし、写真のように威嚇しているときは、やる気満々ですので、
あまり調子に乗って、からかうとけっこう痛い目にあいます。
私も経験していますので、子猫といえども、あまり馬鹿には出来ませんね。
いずれにしても、優秀な肉食獣の血をひいていますから、
猫は、怒るとこわいですよ。