
室内飼いのちゃーちゃんは、ご主人(私)にケンカを売ることがしばしばあります。
でも爪を出さないで攻撃してくるので、遊びの一種ですね。
ネコは発情期によくケンカします。
オスネコ同志がメスをめぐってケンカすることが多いのです。
ふだんは、オスはなるべくケンカしないように慎重に行動しています。
ただ、ばったり出くわしてしまったりすると、鳴き声で脅しをかけ、
その時点で、これは敵わないと思ったオスは、ケンカをせずに逃げて行きます。
どちらも、強いオスネコの場合、ケンカが勃発しますが、ネコパンチの応酬などで、
耳や顔にひっかき傷が出来るくらいで致命傷は負いません。
ただ、どちらかが、このやろう、絶対許さない!なんて思ったりすると、
追いかけて、かみつき、大けがをさせることがたまにあります。
メス同士は、けんかをしません。ただ、メスが乳飲み子を守っているときは、
うかつに近づいた、メスは攻撃されます。
またオスは赤ちゃんネコを殺そうとしますので、メスは命がけで追いはらいます。
オスが赤ちゃんネコを殺すのは、子を失ったメスがまた発情して、
交尾のチャンスがふたたび生まれるからです。
交尾し損なったオスは、チャンスをつくるために、子猫を襲うのです。
いずれにしても、ネコ同志のケンカは、
相手を殺すまで追い詰めるケンカはごく希なことなのです。