オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その185 Party Time 18−12−20

2021-01-08 11:17:10 | 第181−190回
185号 18-12-20

Party Time


コロナのアラートレベル1になって、今日は72日目です。
ニュージーランドでは、海外からの帰国者の陽性のケースが隔離ホテル内で
見つかるくらいで、国内ほとんどゼロで普通の日常が戻ってきました。
この一ヶ月の間で変わった事は、公共の交通機関、バスや飛行機内での
マスクの着用が義務となったことです。

今週月曜日、ニュージランド政府は来年早々に、帰国後の2週間の隔離期間
なしにオーストラリアに行ける様にすると発表しました。
現在も行く事はできますが、帰国してすぐ政府指定の隔離ホテルに2週間
滞在しなければなりません。大人一人当たりNZ$3100掛かります。
オーストラリア、ニュージーランドのどちらかで家族が重病か、緊急の用事
がある時は行き来できますが、以前の様にちょっと1週間ホリデーに行く
には現実的ではなかったのです。
ただし、双方の国はコロナ感染者がほとんどゼロで、充分な安全対策が
なされた場合に実現できるので、正確な日付は発表されてません。

現在もニュージーランド国籍保有者と永住者は、帰ってきてます。
ただし隔離ホテルの予約が取れてから、チケットを買わなければならず、
希望の日に戻ってくるのは非常に難しいと聞いています。
航空券もフライトが少ない事もあり、以前の2−3倍するそうです。


今年は特に、年末のPartyが多いです。
呼んだり呼ばれたりが毎週の様にあり、25日は我が家のChristmas Dinner
で、子供6人を含め15人集まります。

今年感じたのは、私達にはConnected、人との繋がりが重要だということ
です。
ロックダウン中はビデオ配信のオペラ、コンサートをたくさん見ました。
Zoomでいけばなを教えたり、友人達とも Messengerでよく喋りました。
でもやっぱり実際に会場に行き生の音を聞き観客と感動を分かち合い、
友人と会って一緒に食事をする方がずっと楽しいと思います。

ロックダウン中は、そういえばあの人とはしばらく会ってないとか、
お気に入りのレストランに行きたい、と考える時間がいっぱいありました。
そういう思いを実現しているのが今です。


先週日曜のPartyは、40年くらい前、京都で過ごした友人を中心に20人
ほど集まりCatch upできました。
インド古典舞踊とサルサダンスのパフォーマンスがあり、私もSさん夫婦と
45年振りにインド古典舞踊のAlarippu Bharatanatyamを踊りました。
若い時に習ったことは体が記憶しているようで、4回の練習でなんとか
踊れました。
Sさん宅のバリ風の野外のステージで夕日を眺めながら踊っていると、
タイムトリップしている様でした。

Sさんと私は、40年前、京都のインド舞踊研究所に所属してました。
20年ほど前、オークランドの共通の友人のPartyで偶然の再会しました。
それ以来、家族で親しくお付き合いしています。
私はそれまで、Sさんがニュージーランド人と結婚してオークランドに
住んでいることを全く知りませんでしたし、私達一家がニュージーランドに
移住して来ている事をSさんも知りませんでした。

ロックダウン明けの9月に、Sさんとランチに行った時に、今年は何か
違った嗜好のクリスマスにしようということになりました。
二人を結びつけていたインド舞踊をやろうということになりました。
Sさんはつい最近まで、インド舞踊を続けていたのでサリーや装飾品
なども持っていました。
練習のたびにPartyのプランを練り、Sさん夫婦は京都時代の友人に会いたい
ということで、声をかけ先週日曜日に実現しました。


2020年はコロナで明け、コロナで暮れようとしています。
まだまだ不自由な生活を強いられている世界中の皆様、” Stay Safe”、
2021年が明るい年になることをお祈りしています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« その184 首都Wellington... | トップ | その186  コロナゼロの国か... »

コメントを投稿

第181−190回」カテゴリの最新記事