オークランド通信

のんびりしたお国柄が気に入りニュージーランド在住27年。仕事、子育て、生活全版にわたって語ります。

その181 コロナ国内感染者ゼロ103日間達成  14−08−20

2020-09-10 12:48:00 | 第181−190回
181                         14−08−20
       コロナ国内感染者ゼロ103日間達成



ニュージーランドは、8月9日(日)にcommunity transmission
(国内感染)ゼロの100日目を達成しました。
海外からの帰国者からの感染者は、20人ぐらいで増減する状態が続いているものの、
国内はほとんど無菌状態だと思い込んでいました。
6月にレベル1になった時は、恐る恐る外食したりしてましたが、最近は以前
のように気軽にお出かけしてました。
7月31日にはニュージーランド、オペラ主催のコンサートに行き、久しぶり
の生の歌声を楽しみました。


ところが今週火曜日夜9時半の総理大臣の特別会見があり、水曜日の正午から
オークランドはレベル3、他の地域はレベル2に引き上げられました。
サウスオークランドの家族4人から、感染経路のわからないコロナ陽性者が
確認されたということです。
取り敢えず金曜日深夜まで3日間、オークランドは、レベル1から一気に
レベル3に引き上げられました。
もうそのへんにはコロナはいないよね、皆んなリラックスしていたので、
慌てはしたものの、そう簡単にはコロナは退治できないな、と悟りました。


レベル3なので、学校、保育所はお休み、会社に出勤できず、テイクアウェイ
以外はレストランも閉まりました。
今回は、オークランドでは外に出る時はマスク着用となりました。
以前のレベル3、ロックダウンの時には、マスクは推奨されていなかったの
です。ただ、使い捨てマスクは半日しか持たないし、環境に良くないということ
で、布製のマスク、バンダナなど鼻と口を覆えればなんでも良いとしています。

また元のバブルに戻り、他人と2m以内で接触することはできません。
ジム、図書館等もすぐに閉まりました。
水曜午後から、Greater Aucklandと言われるオークランド地域の北と南の境界線
で警察の検問が始まりました。ボーダーが封鎖されてます。
友人は、クイーンズタウンのスキーに行く予定だったのですが、オークランド
からのフライトがキャンセルになりました。
オークランドの住人で火曜日の夜オークランド以外のところにいた人は、
急いで家に戻りました。下手をすると数週間家に帰れなくなってしまうからです。

今日のニュースでは、新たにオークランドで11人の感染が確認され、クラスター
と認定されました。
11人の内訳は、高校生1名、小学生1名、冷凍食品会社の社員とその家族と
なっています。

明日金曜日のテレビの会見で、今後のオークランドのアラートレベルの発表があります。
最初の4人から1日で11人増え、あまり雲行きはよくありません。


8月11日から、帰国者に対する2週間のホテルでの隔離が有料になりました。
大人一人基本$3100、同室ならば一人につき大人$950、子供$475
の追加となります。
だだし、3ヶ月以上ニュージーランドに滞在する、永久帰国者に対しては
免除されます。


2ヶ月レベル1だったのでもう大丈夫かと思い、最近9月にイベントを計画し、
10月に国内旅行を予約しました。

今年は、3月からイベント、ワークショップを企画しては、コロナによりキャンセル
というのを繰り返し、もういい加減疲れてきてました。
しかしながら、ずっとおこもり生活では辛すぎる、希望がなくなります。
このコロナの第二波にめげず、予定を立て続けることにしました。
ダメならダメで諦めて、その時にどうするか考えればいいと思っています。


振り返ってみれば、今年2月から6ヶ月ずっとコロナに関するメルマガばかりでした。
来月にはもうちょっと明るい話題をお届けできるようにと思ってます。

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