公式サイト１０年ほど前アルバイト先で一緒だった三人は３０代になった今も時々一緒に会ってごはんを食べたり おしゃべりをしたり、と仲良くしている。
カフェで働くすーちゃんは職場のマネージャーにひそかに憧れているが行動に出すことができずにいる。
バリバリのキャリアウーマンのまいちゃんは セクハラ上司や嫌味を言う後輩をうまくかわしながらもストレスを溜めていた。
母とふたりで祖母の介護をしながら 自宅でウェッブデザイナーとして働いているさわ子は 自分が結婚して家を出てしまうと母がひとりで介護をしなくてはいけない、と気遣っている。
三人が三人とも ものすごく不幸なわけではないけれど それぞれの悩みを抱えながら生きていた。
その三人に少しずつ変化が起きた。
すーちゃんは社長から店長にならないかと声をかけられ、まいちゃんは不倫の恋に終止符を打とうとし、さわ子さんは幼馴染と結婚を考えた。
多分３０代の独身女性がターゲットの映画なのでしょうね。
でも、彼女たちの心のゆらぎはみんなが感じるものだと思います。
御法川監督は『人生いろどり』の監督さんでした。
全然違う話といえば話なのですが どちらもすごいヒーロー、ヒロインが出る話ではなく 淡々と普通の人の生活を温かな目で見守っています。
気づけば自分も映画と登場人物となり不安や希望を考えていました。
久しぶりに友達に連絡を取りたくなりました。
