急に本の虫が騒ぎ始め、ここのところあれこれと読み漁っています
今回はたまたま 高橋由太さんの本を2冊選んでいました。
『お江戸うろうろ』 こちらはは前作『もののけぞろり』の続編になります。
亡くなった母を生き返らせようとして術を使ったら 弟が白いキツネになってしまい 弟を元に戻すために
妖刀村正を使いながら旅を続ける伊織が江戸にやってきた。
前作に登場した人物のほとんどが江戸にも現れる。
今回の伊織の敵は 伊達正宗。
『ちょんまげ、ちょうだい』 こちらは剣の達人でありながら 太平の世では世渡りの下手な美貌の剣士小次郎と
彼の祖父の時代から一緒に暮らす狸の妖かしぽんぽこが巷に頻繁に現れるようになった ちょんまげを切る
犯人に間違われてしまい 事件に巻き込まれていく・・・
どちらも 歴史上の人物が意外な形で登場します。
まあ おもしろいといえばおもしろく 軽くマンガを読む感覚で読むことができました。
でも、どちらの作品も歴史上の英雄が まったく違った性格で描かれているので ちょっと違和感を覚えました。
おすすめの一冊を尋ねられたら 前回読んだ坂木司さんの作品の方を推薦しちゃうかなあ~