キュートなバアサンになるために

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寺山修司『白夜』

2013-02-02 23:37:05 | お出かけ

たまたま届いたメールに寺山修司の初期の戯曲の上演のお知らせが届きました。

 いつもなら無視してしまうところでしたが たまたま連続上演の第一作目の演出が演劇実験室万有引力の小林桂太さんだったので
ちょっと観てみたくなりました。
 小林さんは以前万有引力の公演ボランティアをしていた時に私たち裏方の面倒を見てくださった方で 万有引力の主要俳優さんです。

 その小林さんが寺山作品を演出されるというので興味が湧いてきました。

それに劇場も私としては行き易い場所だったので・・・


中野にある中野MOMOという小劇場でした。

 90席ほどの客席は20代から60代までのお客さんで満員でした。
20代のお客さんは出演者の関係者っぽい感じでした。
60代のお客さんは寺山ファンかしら?

 北の果ての小さな旅館に妻?恋人を探して5年間旅をしている男がやってくる。
彼は「ユミコを知りませんか?」と旅館の従業員たちに聞いて回り 旅館の主にユミコを探すことになった経緯について
話し始めた。 旅館の人たちは何かを隠しているようだが・・・

 今まで知っている寺山作品と随分印象が違っていました。

何が何だかわからないうちに話がどんどん進んでいく感じが寺山作品、と思っていたのですが これは すんなり、というか
純粋に劇のストーリーを楽しみました。
 どうしてだろう? 劇団の解釈かなあ?
なんて思ったのですが この作品は1962年に文学座のために書き下ろされた作品だそうです。
・・・納得でした

時間とお金が許せば全作品とも観てみたいです。
コメント
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