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医大生・たきいです。

医大生的独言。

練習台になる

2013-03-15 18:16:12 | 医大生的生活
入院三日目です。毎日未来のお医者さんにお見舞いに来ていただけてしあわせものです。膝の痛さも忘れられます。21:00には寝れないだろうからと、小林秀雄の文庫本を差し入れにくれました。確かにそれなら3秒で寝れる(笑)。でもそれと一緒に渡してくれた「女は男のどこを見ているか」が面白すぎて寝れそうにありません(笑)。医大生・たきいです。



昼間、点滴の時間。まだ経験の浅いと思われる看護師さんの後ろには指導役と思われる看護師さん。

「血管どこだかわかる?」

とかなんだか口頭試問になっている。

「そこ、撓側皮静脈っすかね」とか茶々を入れようか迷ったが、新人さんがテンパりそうなので自重。指導役の人が「正中は避けて…」とか言ってたのが聞こえたが、正中神経はやめてくださいね(笑)。解剖実習で切ったら留年と噂される俗に言う「留年神経」ではありませんか。流石にそれはヤバイ。


「ごめんなさいね、ご協力ください、よっ、未来の!」


とか言われてしまったので大人しく右腕を差し出すしかない。臨床実習にでたときにこんな目線で患者さんから見られるのかなと思ったら苦笑してしまった。いやぁー、勉強しねえと。

そういえば大学病院でも研究に協力させてくださいというやつにサインさせられたし、有無を言わせず実験台にさせられると言うのは医学生あるあるなのかしらんと思って、この一件を未来の看護師さんに教えてあげた。

すると、

「や、若いからじゃない。血管丈夫だし」

と、一蹴。さらには

「たきいくん太ってて血管見にくそうだね」

ともう一撃。うるせえわ。笑






(「カバン重いわね、教科書?」と言われたので、「ええ、全然読んでないんすけど」と答えたら苦笑された人(笑))










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