医大生・たきいです。

医大生的独言。

あれから2年。

2013-03-11 21:39:57 | 医大生的生活

今日の昼の笑っていいとも見ればよかったかと少し後悔。今話題の予備校講師はCMでしか知らないのだけれども。医大生・たきいです。


さて、東日本大震災から早2年とのこと。2年前はちょうど浪人生活を送ることが決定して、吹っ切れたように勉強でもするかと思っていたころでした。しかしどうも身が入らず昼寝をしていたら襲われた大地震。宮城県とはいえ標高の高いところに住んでいたので自宅に津波被害はありませんでしたが、3月11日の夜太平洋沿いに点々と立ち上る煙を遠くに確認した時には酷い絶望感に苛まれたものです。ラジオから信じがたい情報だけが繰り返し流されるその夜、日本はついに終わったかと厭世的な感情に襲われました。実質無職となった18の少年の無力さといったら。せめて医師への道が開けていたら。こんな絶望感の漂う瞬間というのも生涯でこのときだけであることを願いたいものです。

正義感からただ漠然と被災地のことを思うだけでは何も生まれてこないのでは、と個人的には思います。毎日の自分のなすべきことを一生懸命やることくらいしか無力な我々には、いや少なくとも自分にはできません。でももし、例えば仙台に遊びに来てくれる友達がいたりしてくれたら大変ありがたいものです。

将来、復興で立ち上がっている途中の町に医師として赴く日が来るのかもしれません。その日の為に今自分ができることは頑張って勉強することしか思いつかないのです。内省の必要がありましょう。

生かされた命に感謝して。






(黙祷を捧げた直後に路上駐車を咎める寮内放送が入ってちょっとイラっとした人(笑))










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