入院が長すぎて、もはや自分でも何日目か覚えておりません(笑)。今日の主治医先生の回診中の解剖講義は上肢の神経の走行について(笑)。「ずっと入院してていーぞー」とこれは可愛がってもらっているのか、それとも整形外科の勧誘をされているのか。「ここに腫瘍ができたりすると麻痺になりやすいんだよな」と流石は臨床のプロ。他にも、腋窩神経に損傷が出た場合、肩関節の動きが回復していく順序はこの通りと説明されて論理的な秩序の美しさに感動。それから神経の走行の説明が確かにつくのだ。
ここの神経が損傷したら？という問いかけはしばしばこれまでの学習でも見受けられたが、その逆の思考プロセスは新鮮でした。というわけで、今日もドクターによる特別講義の直後だけ学習意欲に燃えた筆者でありました(笑)。医大生・たきいです。
例によってそのあとは昼御飯で、さっきの学習意欲の塊だった自分はなんだったのか、当然のように昼寝をしていたわけだが、しばらくするとなんとまたまたお見舞いに来てくれた人が。今日は３人も。たまたま母親が来ていたのだが、顔と名前が一致したようだった。初の女の子も来てくれて感動(笑)。彼らは予備校のときに仲のよかった友達たち。他の大学の様子を聞けるのもなかなか楽しいものだ。普通に生活している上で、医学部生というのは他の大学の様子がちっともわからないのである。田舎の大学だからか、東京の大学に通う友人が目をかがやかせながら語っていた「インカレ」とかいうのもよくわからない。
今いる病院は陸の孤島。朋有り遠方より来たる、また楽しからずや、の精神のようなもので楽しい時間を過ごせました。差し入れにもらった煎餅を食べ過ぎて、夕飯が少しキツくなるくらい。久しぶりに満腹感というものに浸ってしまった(笑)。
不摂生が正されて痩せるのではないかとばかり思っていた入院だが、今日も間食をもぐもぐ。これはデブだと嘆いてみたら、もっと肥えろとけなされた。笑
(飛び交う学年メーリスを見て引っ越しが絶望的な気持ちになっている人(笑))
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