医大生・たきいです。

医大生的独言。

解剖学勉強ストラテジー

2013-03-10 17:50:29 | 医大生的生活

空が黄色い。黄砂なのか花粉なのか。こんな光景これまでに見たことがない。中島みゆきのあの歌を鼻歌で歌おうとも誰も気づく人はいない。本格的に目がかゆい。困ったなぁ。医大生・たきいです。

さて、入院まであと三日。げげげ。兎にも角にも入院というのは暇すぎるものである。高1の春休みにも入院経験があるがこのわたくしが暇すぎてすすんで勉強をしているほどだった。お蔭で数学1Aの実力が入試問題バッチコイレベルまで跳ね上がったのを覚えている(笑)。

では今何を勉強すればよいのか。解剖学でしょう。4月8日に中間試験。気が付けば一か月を切っているではないか(笑)。昼過ぎまで惰眠をむさぼっているわけにはいかないのかもしれない。しかし所詮は、解剖をドヤ顔で勉強することで看護師さんの歓心を買おうという魂胆なのはもしかしたら読者の方々には見透かされているか。入院中に何の本を持ち込もうかで悩んでいるのだが必要最低限と思われるものだけ並べても結構な高さに。医学書恐るべし。勉強しない自信があるのだが「藤田藤田」の愛称で有名な標準組織学も一応持っていく。まだ口頭試問まで日があるとは言っても、会えばいつもその書物を紐解いている医学生の鑑のような人間がそばにいるもので、組織学を全く勉強しない環境を初めから整えておくわけにもいくまい。

昼間ぶらっとTSUTAYAに寄った。すると、こんなものが。









でました。グレイズ・アナトミー。

Gray's Anatomy is known throughout the world as the classic anatomical textbook.”とのこと。名前だけ知ってます。1980円という医学書にしては破格の安さだったので購入。将棋の高めの本一冊分なんてありえぬ。定価はTSUTAYAでなぜか売っているくらいだからもっと安いのかもしれないが、怖いのでAmazonなんかは開かない。しかしこんな本、医大前のTSUTAYAとはいえ誰が買うのか。大学の中に医学書専門の本屋はあるのである。

浪人時代は無駄に本を購入するだけする癖があって、「世の中の本には2種類がある。それは読む本と買う本だ。」とか馬鹿げたことを唱えていたのだが流石に読まないともったいないのでこのグレイズ・アナトミーを読まねばなりません。せっかくなので怪我した“knee joint”の章でも読むか。まだ剖出してない気もするけどそういう小さな話ではこの際ないでしょう。筆者の英語力では活字を目で追うだけでは何を言っているのかよくわからない気がするので全訳でもしてみようかと思います。それだけ、入院中というのは暇なのです。

とりあえず、この春休みで学年一膝に詳しい男になることをここに誓います。笑







(膝は中間試験の範囲外とか気にするような小さい男ではない人(笑))







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